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顔のたるみ対策に、今日から取り入れるべき4つのお手入れ方法



マッサージ
 
 女性にとって、シミやシワとおなじように顔のたるみは恐ろしいものですね。
 年齢を重ねるごとに、フェイスラインがぼやけてきて、ほうれい線ができたり、目の下が垂れてきたりまぶたが下がってきたり、などだんだん顔つきが変わってきた、と日々恐怖している女性も多いことでしょう。

 そんな恐ろしいたるみも、きちんとしたお手入れで改善することができます。
 女性の美容の敵「たるみ」を解消するのに役立つお手入れ方法をご紹介します。


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顔のたるみが起こる原因

 たるみはだれでも自然におこるものです。
 その原因としては、表情筋等の顔にある筋肉の力が衰えてその上にある肌を定位置にキープできなくなり重力に従って下がってくるもの、顔のハリや弾力がなくなってしまうのが原因のもの、姿勢や生活習慣の悪さなどが挙げられます。
 落ちた筋力はトレーニングやエクササイズによって取り戻すことができますが、年齢とともに肌から失われるハリや弾力は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などそれらの元になる成分が体内から減少していくのが大きな原因なので、肌の内外からしっかり補給することが重要となります。

 そのためのお手入れは以下の通り。

 

顔のたるみに対抗するケアの方法

1. たるみ対策のスキンケア

 たるみが起こりやすい肌は乾燥し、肌の内側の状態が正常ではなくなっています。
 コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸というハリを作る成分を作っているのが真皮にある線維芽細胞で、この細胞がどんどん年齢と衰えてしまうせいでたるんでしまいます。
 この線維芽細胞が正常に働くようにするためには、バランスの取れた食事と適度な運動、そして睡眠(休息)、さらにビタミンCが有効です。
 強い抗酸化作用があることで知られているビタミンCは、コラーゲンの生成促進とコラーゲンの分解抑制、メラニン生成阻害作用やメラニン色素還元作用、肌の老化を促進させてしまう活性酸素除去の働きもあるなど、肌の内側からたるみを防止し暗示エイジングにも役立つ重要な働きをします。
 
 ですが、そのままではお肌に吸収されにくい性質のあるビタミン。でも、最近ではビタミンC誘導体配合のスキンケアアイテムが登場しているのでこちらを使う方がよりお肌のためには良いですよ。ちなみに、ビタミンC誘導体は、角質層への高い浸透力があり、お肌に吸収された後、酵素反応でビタミンCに変化するので、より効果的に肌にビタミンCを届けることができます。

 そしてそのあとは保湿力の高いクリーム等でパックすれば完了です。

 

2. リンパマッサージ

 年齢を重ねると老廃物を外に排出する機能も衰えてきます。
 そのためにリンパマッサージを行い、体内にたまった老廃物がスムーズに排出されるようにすることで、むくみを改善し、たるまない肌を作ることができます。
 
 リンパマッサージを行うときは、まずリラックスした状態で水分を30分前にはしっかり摂っておくことが大事。

 まずたっぷりのオイルやクリームを手に取り温めます。
 そして顔全体に伸ばした後、まずはおでこの真ん中からこめかみに向かって優しく親指と小指以外の3本の指を使って伸ばしていき、顎までおろしていきます。
 つぎに目のまわりを目頭からまぶたを通り目じりにかけて軽く押しながらマッサージ。目じりまで行ったら目の下を通って目頭に戻り、またまぶたを通って目じりまで行き顎までおろしていきます。
 そして中指を寝かせて鼻の両脇に充てて顎までおろし、口のまわりも親指と小指以外の3本の指を使って鼻の下から顎にかけておろしていきます。

 最後に顎を少し上げながら、3本の指で首を上から下に老廃物を流すイメージで撫でてマッサージして終了です。

 好きな香りのオイルやクリームを使うことで、リラックスしながら行うようにしてくださいね。

 

3. 紫外線対策

 紫外線のA波は、肌の真皮にまで到達し、エラスチン繊維を変性させ、コラーゲンを破壊してしまうおそろしいものです。
 上記でご紹介したように、肌の弾力はやり、みずみずしさを保つのに欠かせないエラスチンやコラーゲンが紫外線によって破壊されてしまうのは大変困りもの。
 乾燥し、潤いがなくなり、新陳代謝が乱れた肌はたるみができやすくなります。
 室内にいても紫外線は届くので、日中は出来る限りしっかりと紫外線対策を忘れないようにしましょう。

 

4. 栄養素の摂取

 意外と知られていませんが、年齢を重ねると骨が縮み、その隙間によってたるみが起こることもあります。
 コラーゲンやビタミンCなど肌の健康に必要な成分も積極的に食事に取り入れたいものですが、それ以外にも骨の主成分であるカルシウムや腸でのカルシウム吸収を高めるビタミンDなども忘れないように取り入れましょう。また摂取されたカルシウムは、骨に刺激を与えることで骨に取り込まれやすくなるので、適度な運動をすることも大事です。これは筋力アップにもつながるのでぜひ取り入れてください。

 
 以上、たるみを防止するためのお手入れ方法をご紹介しました。
 上記の方法を取り入れることで、肌の外側だけでなく内側からもたるみ知らずの体を作ることができます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。

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