> >

アンチエイジングにも欠かせない!幸せホルモン「セロトニン」



セロトニン

 

最近どうも、気分が沈む。
わけもないのにイライラする。
なにをやっても楽しくない・・・。
これってもしかすると、うつ症状!?
それとも自律神経失調症!?
もしかすると・・・更年期障害!?

 
なにかとストレスが多い現代社会。うつ病は誰でも発症する可能性のある病気です。以前では、「うつ病はわがまま病」、「心の弱い人がかかる病気」などという認識が持たれがちでしたが、現在ではうつ病に関する社会の認知度が高くなり、徐々にうつ病患者に対する理解も深まりつつあるようです。

 
うつ病の原因はさまざまであり、外部からのよくない刺激を受けたことによって発症することもありますが、身体の内部の問題が原因となって発症することもあります。
また、中高年以降の女性に多い自律神経失調症は、女性ホルモン分泌の低下に伴う更年期障害が原因で起こることもありますが、あるホルモンの影響を受けている可能性もあります。

 
ここでは、セロトニンというホルモンが私たちの美容と健康、そして心に与える問題について、考えてみることにしましょう。

スポンサードリンク


 

 

セロトニンってなに?

簡単に言ってしまうと、私たちの精神のバランスを保つために分泌されるホルモンであり、ノルアドレナリンやドーパミンなど、精神を興奮させるホルモンの暴走を抑える役割を持っています。
伝達物質であるセロトニンは、全体を100とした場合に、小腸で80、血液中で8、脳内で8という割合で分布しており、小腸では整腸作用、血液中では止血作用、脳内では精神状態のコントロールなど、それぞれ別の役割を担っています。
つまり、私たちの体内に存在しているセロトニンが極端に不足してしまった場合には、便秘、怪我が治りにくい、うつ症状と似た症状が現れるなど、心と身体に不具合が生じやすくなるということですね。

 

 

セロトニンとアンチエイジング

40代以降、難しい年代を迎えた女性の中には、冒頭で述べたような心と身体の不具合を感じる方が少なくはありません。
このような症状を、もう歳だから・・・と諦めてしまう前に、ご自身でできる努力を行ってみようとは思いませんか?
というのは、セロトニンが正しく分泌されるようになれば、現在あなたが抱えている心と身体の問題が緩和、あるいは改善させることが可能となる可能性が広がるからです。

 
心や身体の不調は思いがけないほど大きなストレスとなることがあり、そのストレスがますますセロトニン不足を招き、身体全体を老化に導いてしまうことも十分に考えられます。
辛い心と身体の症状は、それを自覚しているご本人にしか理解することができません。
そのような症状を改善するために、心療内科などで治療を受けるというのもひとつの方法ではありますが、ご自身で症状を緩和させる方法があるということも知っておきましょう。

 

 

セロトニン不足の原因は年齢が影響している?

20代後半を過ぎると、女性の体内では急激に女性ホルモン分泌の低下がはじまります。そして閉経前後の年齢に達して心と身体に不具合が生じると、直ちに更年期障害など、女性特有の症状を疑う方が増えてきます。
そしてセロトニンもまた、加齢による現象であると考える方も少なくはないでしょう。
ですが、セロトニンが減少する原因は、年齢によるものばかりではなく、最も大きな原因はストレスです。
さらに、室内にこもりきりの生活を続け、そこへ運動不足が加わるとますます体内のセロトニンが減少してしまう可能性が大きくなります。

 

コミュニケーションとセロトニン

また、室内にこもりきりの生活が長期に渡った場合には、他人とのコミュニケーションが絶たれる状態となってセロトニンが減少しやすい環境が、体内でつくられてしまいます。
いかがでしょうか?
セロトニンが減少する原因が、加齢だけによるものではないということをご理解頂けましたか?
それでは次に、ご自身でセロトニンを増やすことのできる方法をご紹介することにしましょう。

 

 

セロトニンを増やすには?

幸せホルモンセロトニンを増やす5つの方法をご紹介します。

 

1.朝、太陽光を浴びて

夜型の生活が習慣化している方にとっては少々辛いかもしれませんが、朝の太陽光を浴びる習慣を身につけてみましょう。
太陽光にはセロトニンを増殖させる働きがあるため、アンチエイジング効果も抜群です。また、早起きをすることによって生活のリズムが整うというメリットも得ることができますね。

 

2.適度な有酸素運動を行う

難しく考える必要はありません。エスカレーターを使用するのではなく、階段をリズミカルにかけのぼる、早足でウォーキングを行うなど、日常生活に取り入れることのできる軽い運動を、1日5分以上続けてみましょう。

 

3.早食いを避ける

止むを得ない場合もあるとは思いますが、食事を摂る際には、食物をよく噛んで、ゆっくりと飲み込むことを心がけましょう。食物をよく噛むという行為は、顎の骨を丈夫にしてくれるだけではなく、顎のリズム運動につながり、ひいてはセロトニンの分泌につながります。

 

4.孤独からの脱出

できる限り、人とのふれあいを持つことを心がけましょう。人と触れ合うこと自体が心への刺激となり、セロトニンの分泌を活性化してくれます。
ただし、奥様同士でお姑さんのグチを言い合うなんていうのはダメですよ(笑)
それでストレスを発散できればいいのですが、多くの場合、グチはあなたの心の中を暗く寂しいものにし、セロトニンの分泌を妨げます。

 

5.食事でセロトニンを増やそう!

ビタミンB6を多く含むマグロ、カツオ、レバー、大豆製品、鉄分を多く含む海藻、貝類などを食事に取り入れましょう。
もちろん、これだけでは栄養不足ですので、バランスのよい食事を心がけ、セロトニンを増やす工夫を行ってみて下さいね。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

Comments are closed.