> >

高保湿&抗炎症!お肌のアロマテラピーレシピ集:乾燥肌・敏感肌に




 
乾燥肌になってしまうのは、肌の水分量が減ってしまうことにあります。皮脂の分泌量が少ないケースもあります。今はエアコンが効いていることが多いので、夏でも冬でも乾燥しやすくなっているのも原因の一つです。肌が乾燥していると刺激を受けやすいのでかゆみを感じる人も多いです。さらに角質層の水分量も減少してしまうと、外からの刺激に一層弱くなります。これが敏感肌の正体です。


スポンサードリンク



 
体調の変化や季節の変わり目に乾燥肌になる人もいます。実はお風呂あがり等も刺激を受けやすいので、意識して清潔にしておくことが乾燥肌や敏感肌をケアする要素になってきます。ここにアロマテラピーを加えて、心身ともに癒されるケアで肌美人を目指しましょう。

 

お肌の乾燥対策に有効なアロマブレンド

まず、肌が乾燥しているというのは、カラダの表面が乾燥しているということです。表面に乾燥が出るということは、カラダの内部も乾いている可能性が高いということでもあります。そこでこまめに水分補給をするのがオススメです。乾燥した場所で過ごすことが多いときは、化粧水をスプレーにして定期的に肌の水分を補うようにするのもひとつの手です。メイクの上からスプレーすると肌のしっとり感を保持することができます。朝晩のお手入れの時はたっぷり使ってくださいね。オススメのアロマレシピとしては、クロモジ×ゲットウ、もしくはサンダルウッド×ネロリがオススメです。

ゲットウは、植物名でシマゲットウやサンニンとも呼ばれるものです。桃に似たつぼみがついて、種子は健胃薬としても使用されてきました。生育する場所によって香りに違いがあるので、自分好みの香りを見つけるのも楽しみなアロマです。熱帯地域原産のアロマなので、気持ちを明るくしてくれる作用があります。ショウガ科特有の温かみが、心身ともに冷え予防になります。足浴に使うと精神的な安定をもたらしてくれるアロマです。

 

夜のお手入れに使いたい保湿のためのアロマブレンド

また、夜はもう少しじっくりとケアしたいものですね。水分だけでなく、乾燥している肌は油分も少ないケースが多いです。そこで化粧水の後に使える水分保持のためのフェイシャルオイルを活用しましょう。目元は皮膚が薄いので、オイルを塗った後は、ティッシュで軽くオフするのがオススメです。オススメのブレンドとしては、カモミールローマン×アルガンオイルとかサンダルウッド×カロフィラムオイルです。

サンダルウッドは、インド原産のアロマですが、マイソール地方で生育しているサンダルウッドは絶滅の危機に瀕しているので、市場にはあまり流通していません。精油を採取するまでに30年以上かかります。発芽してから1年ほど経つと、他の木の根に絡んで半寄生状態で栄養をもらいながら生育します。気持ちが落ち着かない時や迷いが多い時にも使える深い香りが人気です。実は、アロマは心材部分からとれますが、樹皮に近い部分からはほとんど香りがしなかったりします。

カロフィラムオイルは、オトギリソウ科の植物からとれるオイルです。古くから万能薬として活用されてきたのですが、血行促進や抗炎症作用が注目されています。タマヌオイルとも呼ばれ、低温で固まる性質があります。保湿効果に優れているので、日焼けのアフターケアにも使えます。カロフィル酸には、抗炎症作用があるので、まさに敏感肌向けのオイルといえます。

 

敏感肌には精油は使える?

敏感肌だと精油が刺激になることもあります。そんな時は芳香蒸留水を使うのがオススメです。パッティングも回数を減らし、清潔な手でやれば敏感肌でもケアができます。芳香蒸留水には、ローズやネロリ、クロモジ等さまざまな種類があります。ただ芳香蒸留水のデメリットは変質しやすいことです。冷蔵保存できますが、2週間程度で使い切るのを目安にしてください。

 

炎症やかゆみがあるときのアロマブレンド

また、すでに炎症やかゆみがあるときは、抗炎症作用のあるアロマが使用できます。同時に鎮静作用があるアロマを使うと肌のダメージを軽減できます。オイルは手のひらで温めてから伸ばすと、肌なじみが良いです。オススメのトリートメントオイルの組み合わせは、カモミール・ジャーマン×カレンデュラオイルラベンダー×ローズヒップオイル等です。

カモミール・ジャーマンは、地中海沿岸のキク科植物で、一年草の花からアロマが抽出されています。カモミールローマンよりも香りが強いので、他のアロマとブレンドするときは、充分に希釈するのがポイントです。希釈することでフローラルな甘い香りも感じやすくなります。キク科アレルギーの人や妊婦さんは使用を避けた方が良いアロマでもあります。

カレンデュラオイルも、キク科の植物からとれるオイルです。ヨーロッパに広く自生していて、皮膚トラブルに効くオイルとして有名です。花の色からオイルもオレンジ色になっています。別名はキンセンカ、オイルを抽出するのはポットマリーゴールドという花からです。赤ちゃんのおむつかぶれにも使えますが、少し酸味のある香りなので、あまり他のオイルとは混ぜずに使用するのがオススメです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

Comments are closed.