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焼け止めの正しい塗り方、適量は?紫外線カット効果を高める方法



紫外線
 
紫外線対策として季節を問わず必要な日焼け止めですが、せっかく塗る日焼け止めの効果を最大限に発揮させるためには、正しい使用量と塗り方を守ることが必要です。

特に紫外線乱反射剤を使用したノンケミカル処方と言われる日焼け止めは、白浮きするものもあることから、顔や手足が真っ白にならないようにと薄く塗る人もいるようですが、あまり薄く伸ばしては、せっかくの日焼け止め効果を弱めることになったり、塗りムラができて日焼けの原因になったりするので注意が必要です。


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日焼け止めを正しい塗り方で使用して日焼けを防ぎ、毎日頑張っているアンチエイジングや美白のスキンケア効果を高めていきましょう。

 

日焼け止めの適量と正しい塗り方

日焼け止めはしっかり塗らないと表示通りの紫外線カット効果を発揮することができないので、顔に日焼け止めを塗る場合は、必ず500円玉1個くらいの量を使うようにします。
多少白浮きしても、時間が経てば落ち着いたり、上からベースメイクを重ねることで解消することができるので、必ずこの量を守りましょう。

また、塗り方もやみくもに顔を引っ張って伸ばしては、摩擦が肌の負担となり、肌トラブルの原因になってしまいます。
顔の中央から外側へと、少しずつ手のひらや指の腹を使って、ポンポンと優しくスタンプを押すようにして塗っていきましょう。目元や口元は特に皮膚が薄いので、そっと押さえるようにして乗せると肌への負担も少なくて済みます。

塗り忘れた場所が無いよう、しっかり顔の隅々まで塗ることが大切です。

 

日焼け止めの上にベースメイクを重ねて

顔に日焼け止めを塗ったら、その上からベースメイクを重ねると、さらに日焼け止め効果はアップします。
日焼け止めの効果をアップさせるベースメイクの塗り方としては、まず日焼け止め、次にファンデーションを重ねて、最後に仕上げ用パウダーで軽く押さえます。
仕上げ用パウダーでベースメイクを押さえることで、汗や皮脂に崩れにくくなり、日焼け止めの持ちも良くなります。暑い季節はより汗を吸着するベビーパウダーを代用するのもお勧めです。

また、それぞれのベースメイクアイテムに紫外線カット効果の数値が表示してあれば、化粧直しの際に薄く塗り直すことで、紫外線カット効果を持続することもできます。
ただし、紫外線カット効果を表すSPF、PAなどの数値は、アイテムを重ねる度に足し算されていくわけではなく、最初に塗った日焼け止めに若干上に塗ったアイテムで日焼け止め効果がアップする程度に認識しておく必要があります。

 

体は手の先や足の先までしっかり塗る

体に日焼け止めを塗る場合も、手の届きにくい部分の塗り忘れに注意が必要です。
特に忘れがちなのが、鎖骨の部分や背中、手足の指先です。
鎖骨の部分や背中はその日に着た服によって、露出の具合が変わってきます。胸元や背中が広く開いた服を着た場合は、必ず露出している部分にもしっかり日焼け止めを塗るように気を付けましょう。

また、手の先足の先もつい忘れがちな部分です。特に手は外出先でトイレなどに入ると、日焼け止めが取れてしまいがちです。長時間屋外で過ごす場合は、こまめに塗り直すようにしましょう。

 

屋外にいる場合は2~3時間毎に塗り直す

通勤や買い物の往復以外は室内にいる場合は問題ありませんが、屋外で長時間仕事をする場合や、海やスキー場などレジャーに出かけた場合は、2~3時間毎に日焼け止めを塗り直すようにしましょう。
仕事でなかなか塗り直す時間が無い場合は、トイレ休憩に行った際など、パウダータイプやスプレータイプの日焼け止めを用意しておいて、ササッと塗り直すようにすると手軽で便利です。

また、背中や手足なども、長時間屋外の紫外線に晒されていると、あっという間に日焼けしてしまいます。必ず塗り直しの際もこれらの部分を忘れずに、しっかり日焼け対策をするように心がけましょう。

 

下地にクリーム等を薄く伸ばすことで乾燥対策に

体の広範囲に日焼け止めを連用していると、日焼け止めの成分を長時間肌にのせていることや、日焼け止めを落とそうとどうしても普段より念入りに体を洗うので、肌が乾燥しがちになってしまいます。
そんな場合は、日焼け止めを落とした夜、しっかり肌に保湿をすることが大切です。

使用する保湿剤はボディー用のもので十分ですが、ボディーローションなど油分を含まないものだけでは逆に蒸発して時間とともに乾燥してしまうので、必ず乳液やボディークリームなど油分を含んだものを薄く伸ばして保湿するようにしましょう。

保湿のタイミングとしては、日焼け止めを落とした入浴直後の、顔のスキンケアをするついでに体もしっかり保湿ケアをするようにすると一度に済んで簡単です。
また、朝、日焼け止めを塗る際にも、乳液やボディークリームなどを薄く肌に伸ばしてから日焼け止めを塗るようにすると、肌の乾燥を防ぐことができます。

敏感肌で乳液やボディークリームが肌に合わない場合は、天然の植物オイルであるホホバオイルやスクワランオイル、紫外線に強いシアバターなどを薄く伸ばしてみましょう。

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