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脱オイリー肌!生活やスキンケアの改善で皮脂の過剰分泌は抑えられる



ファンデーション
 
あぶらとり紙でとってもとっても出てくるテカテカとした皮脂。
皮脂は汗や唾液のようなものですから、常に体内から分泌されてきます。
そんな皮脂を止めることはできませんが、抑えることならできます。
皮脂の分泌を抑制し、過剰な皮脂を出さない方法をご紹介します。


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皮脂の役割

皮脂はなぜ出てくるのでしょうか? 女性にとっては顔をテカらせてしまう邪魔な皮脂ですが、大きな役割もあります。
皮脂は肌を潤し、外部の刺激から肌を守る役割があります。
皮脂のない肌を想像してみてください。いくらスキンケアで外から潤いを与えたとしても、乾燥し、カラカラに乾いた肌は何だか頼りないもの。
紫外線や乾燥、ホコリや排気ガスなどの刺激から肌を保護できるのが皮脂なのです。

皮脂は人間の体にとって大切なものです。
皮脂を抑制したいと思っても、過剰に取り過ぎてはいけないものだということは理解しておきましょう。

 

皮脂の過剰分泌が起こる理由

肌にとって大切な皮脂ですが、必要以上に皮脂が出てきてしまう人もいます。
それは男性ホルモンが活発に働いている人です。女性であってもストレスなどにより、体内の男性ホルモンの働きが優位になれば、皮脂を過剰に分泌させてしまいます。

また、生活習慣が乱れ、食生活が正常でなかったり、夜更かしが続くことで男性ホルモンが多くなり、皮脂の分泌が増えてしまう人もいます。
ストレス、生活習慣、食生活に思い当たる節のある人は、それらを見直してみましょう。

ストレスを解消させるためには、活発になっている交感神経を抑え、リラックス効果のある副交感神経を優位にさせることが必要です。
スポーツや入浴など、肌に良い効果を与えるストレス発散法を取り入れてみてください。
ゆったりとした時間を設け、丁寧なスキンケアをしてみましょう。
手が顔に触れるだけでもリラックス効果が増し、副交感神経が優位に働きだします。
スキンケアによって潤いを補充することで、余分な皮脂を抑えることもできます。

 

睡眠不足解消は美肌を作る種

また、夜更かしによる睡眠不足を解消すると、ストレス解消と共に肌に良いホルモンを分泌させることができます。
特に睡眠中にはメラトニンという成分が分泌され、このホルモンに皮脂を抑える効果があります。
メラトニンは光を浴び、その十数時間後に暗くすることで分泌が増えます。
つまり、朝起きて光を浴び、夜には暗くして眠ることで皮脂を抑えるホルモンが分泌されるのです。
自然な眠りを誘うために、夜にはパソコンやスマホのような光を浴びないように注意し、部屋を徐々に暗くすることでホルモンの分泌を促しましょう。
生活習慣を正すと皮脂が正常に働くようになるため、規則正しい生活を心掛けるのも対策法になります。

 

皮脂の分泌を抑える栄養素

皮脂は食事によっても変えることができます。
甘いものや油っぽいものなどは、皮脂を過剰に分泌させる原因になります。
このような食事を控えめにし、緑黄色野菜や魚に切り替えるようにしてみてください。
これらに含まれるビタミンB2には、皮脂を抑える効果もあります。

野菜以外では豚肉やウナギ、海藻などを取り入れるのもおすすめです。
ビタミンB1が含まれているため、糖の分解を促進させる効果があります。
糖が分解されず、血液によって顔まで循環してしまえば皮脂となって表れてしまいます。
ビタミンB1を取り入れることで、皮脂になる前に糖を分解してしまうのです。

ビタミン系のサプリメントを摂取するという方法もありますが、皮脂を分泌させる食事を抑制させなければ、ビタミンの働きも追いつかないでしょう。
皮脂を分泌させやすい食事から、皮脂を抑える食事に切り替えた方が大いに効果が表れるはずです。

 

洗顔のしすぎがお肌のべたつきを招く?

生活を見直すほかに、洗顔を見直すことで皮脂を抑えることもできます。
皮脂が気になる人ほど、まめに洗顔してしまいがちですが、その方法が皮脂の分泌を過剰化させています。

常に肌に存在し、保護する役割を担った皮脂は、なくなれば分泌されるようにできています。
洗顔によって必要以上に皮脂をとってしまえば、そのコントロールが効かなくなり、皮脂が多く出すぎてしまうのです。
洗顔は1日2回。何度も肌を洗えば皮脂のない無防備な肌になるか、過剰に皮脂が出てきてしまうバランスの悪い肌になってしまいます。

回数が正常であってもゴシゴシとこすってしまったり、熱いお湯で洗ってしまう洗顔も皮脂を取りすぎてしまう洗顔です。
優しく丁寧に洗い、肌の角質を傷つけないように注意してみてください。

 

皮脂の過剰分泌を防ぐスキンケア

皮脂を抑えるためにスキンケアを簡単に済ませてしまう方もいますが、それは逆効果です。
洗顔後の肌は、どんなに丁寧に洗っても肌の保護膜は弱くなってしまうもの。
皮脂の分泌には時間がかかるため、スキンケアにて潤いを補充させてあげることが必要です。
スキンケアが十分でないと、肌を守るために皮脂が多く分泌されます。
多く分泌しすぎることで肌がテカったり、ニキビを作り出してしまいます。
皮脂が多いと感じる方は、オイリー肌のための商品や油分の少ないクリームなどを選んでみてください。

 
生活と肌のケアを見直すだけでも皮脂は抑えられるようになります。
ぜひ、日常に取り入れ、健やかな肌を保つために習慣化させてみてください。

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