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乾燥肌を改善するクレンジング、洗顔方法&化粧水の正しい使い方



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……などなど、乾燥肌は悩ましい問題ですね。
お肌が乾燥していると、皮脂の分泌が過剰になるだけでなくターンオーバーの周期が乱れて角質層が肥大するため、さまざまな肌トラブルを引き起こし、老化を進める原因にもなってしまいます。
そんな残念な乾燥肌を、スキンケアで改善する方法について考えていきましょう。


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オイルタイプのクレンジング剤には要注意

顔、最低でも毎日2回は洗いますよね。
あまりに日常的な行為なので、特に何も考えずに日々反復している、という方が多いのではないかと思いますが、実はこの毎日の洗顔が乾燥肌を招いているというケースもあるのです。

特に、皮脂分泌が盛んだった20代前半からオイルタイプのクレンジングをずっと愛用している、という方は要注意です。
もしかすると、その「落としすぎ・洗いすぎ」が、乾燥肌の原因かもしれません。

美肌の基本は完璧なメイクオフと信じて、洗浄力の高いオイルタイプのクレンジングを使っている方、いらっしゃいますよね。
でも、オイルタイプのクレンジングは合成の界面活性剤を含んでいるため、肌に対する刺激が強く、お肌を保護するために必要な皮脂まで洗い流してしまうのです。
乾燥肌のかたにはお勧めできません。
ジェルタイプやミルクタイプなどの、洗浄力の穏やかなクレンジングに変更しましょう。

保湿成分配合で界面活性剤などの化学物質を含まないクレンジングがお勧めです。
それでもまだ乾燥が気になるという方には、普通の乳液でメイクをオフする方法を試していただきたいです。
たっぷりの乳液をメイクと馴染ませて、ティッシュかコットンで拭き取るか、洗い流します。
このとき、お肌を強く擦らないように気をつけてください。

 

乾燥肌に優しい洗顔方法

メイクオフの次は洗顔ですが、ここで注意してほしいのは洗顔料の洗浄成分とお湯の温度です。
できれば天然由来のアミノ酸系洗浄成分を含む洗顔料がベストです。
少し価格は高いですが、お肌に余計な刺激を与えずに、適度な洗浄力で穏やかにお肌を洗い上げてくれます。
洗顔料を、界面活性剤配合の安価なものからアミノ酸系に変更しただけで、乾燥肌が改善した、というケースは珍しくありません。

そして、洗顔する際のお湯の温度も重要です。
お風呂でシャワーを浴びて、そのまま顔も洗っているという方、NGです。
35度以上の水温では、お肌に必要な皮脂や水分を取り去ってしまうからです。
とはいえ、皮脂は30度以上でないと溶けないので、常温の水だと温度が低すぎて汚れを落としきれません。
じゃあ何度だったらいいのか、というと理想の水温は32度です。結構ぬるいので驚かれるかもしれませんが、32度が適温です。

ちなみに洗顔料って、湯温が高いとしっかり泡立ってはくれないものです。
たっぷりの泡で優しく洗うというのが洗顔の基本ですが、いつも洗顔料が上手に泡立てられない、という方は、もしかすると、水温に問題があるからかもしれません。この温度を守って、洗顔を行いましょう。

 

化粧水の使用量、正しいですか?

スキンケア商品には、「保湿」と明記されているものを使用しましょう。
ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、エラスチン、レシチンなどが、代表的な保湿成分です。
成分表示には配合量の多い順に記載されますので、化粧品を選ぶ際の参考にしてみてください。

スキンケアでの「保湿」で、最も重要なのが化粧水の使い方です。
お肌がもっちりと柔らかくなるまで丁寧に化粧水を浸透させます。
一回あたりの化粧水の使用量ですが、コスメカウンターでもらうサンプル一袋程度を目安にしてください。
だいたい2ml~3mlくらいでしょうか。
これをコットンにしみこませて、丁寧にお肌に叩き込んでいきます。

適量の化粧水を使用した場合、使用前に比べてお肌の水分量は117%も増加します。
逆に化粧水の使用量が少ないと、摩擦によるダメージを肌に与えてしまうだけでなく、肌の水分増加率も上がりません。
ちなみに、化粧水の後に使う乳液の適正量は1.5ml~2mlほど。
保湿効果を早く確実に実感するためにも、適量の化粧品でのスキンケアを心がけてみてください。

保湿化粧水でのローションパックを習慣にしている、という方もいらっしゃると思いますが、あまり長時間シートをお肌に置いておくと逆にお肌の水分が吸い取られてしまうので気をつけましょう。
適正時間は3分から5分程度です。
ローションパックは、習慣にすれば毛穴が引き締まるし、お肌の透明感もぐんとアップするのでおすすめの方法です。

 
以上、保湿化粧品の効果的な使用方法についての説明でした。
乾燥肌の改善を考えるのであれば、まず、今使っている化粧品を保湿用のラインに切り替えた上で、上記のお手入れ方法を試してみてください。
また既に保湿用の化粧水を使っているけれど、今ひとつ効果が実感できないという方は、洗顔の方法やスキンケアの方法など、上記を参考に見直してみてください。

お肌に合った化粧品で適切なお手入れを行えば、かならず乾燥肌の悩みから解放されます。
もちもちの赤ちゃん美肌をめざして一緒にがんばりましょう!

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