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失敗しないための肌断食、正しい方法



敏感肌
 
肌断食をすると美肌になれる!?
そう思ってトライしてみたいと考えている人も、本当に肌断食によって肌が良くなるとは限りません。
中には失敗してしまうこともあるし、逆に肌断食によって肌の状態が悪化してしまうこともあります。

せっかくトライするからには、失敗したくないと思いますね。
肌断食の正しいやり方や、肌断食をしない方が良い肌質などを確認しておきましょう。


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肌質別の肌断食の方法

アトピーがひどい場合

アトピーやアレルギーがひどい肌質の人が、いきなり肌断食をするのは危険が大きいです。
皮膚科で治療しているような場合は、とくに自分の判断で肌断食を始めるのは止めた方が良いです。

肌質を改善させたいとしても、皮膚科医に相談してから始めるのが安全です。

 

乾燥肌の場合

乾燥しやすい肌質の方は肌断食を始めると余計に肌の乾燥がひどくなることは覚悟しないといけません。
肌の表面がカサついて、細かくひび割れるようなひどい乾燥状態になった場合は無理に続けるのは止めてワセリンを塗って乾燥を防ぐようにしましょう。
ワセリンを使用する量は最低限にして、ひび割れなどを防ぐ程度にすれば肌断食を続けている内に乾燥状態が改善されるようになります。
自分の皮脂分泌のコントロールができるようになれば、ワセリンの出番も少なくなるでしょう。

 

敏感肌の場合

季節によって肌荒れをしたり、化粧品が合わなくてヒリヒリするような敏感肌は肌断食によって角質培養をすることで改善が期待できます。
それでもやはり肌断食をはじめると、乾燥肌同様に乾燥に悩まされることもあると思います。
何もつけない状態で過ごしていると、カサつきからかゆみを感じることもあるので、かゆみを感じる時はガマンしないようにしましょう。
乾燥肌と同じようにワセリンをつけることでかゆみが治まれば良いですが、それでもかゆみが続く場合は肌断食を中断することも考えてください。

 

脂性肌の場合

皮脂が過剰に分泌される脂性の肌質は、肌の表面だけ脂っぽくても角質層の中が渇いている状態になっていることが多いようです。
角質層はラメラ構造という水分と油分が重なり合った構造になっているのが正しいのですが、それが乱れることで乾燥肌や脂性肌になるんです。
乾燥肌と脂性肌は対極にあるように見えますが、実は原因が同じようなこともあるのです。
肌断食をしても、他の肌質にような反応がなく、比較的続けやすい肌質です。

 

肌断食の3つの方法

 

週末肌断食

初めての肌断食であれば、まず週末だけのプチ断食が最も取り組みやすいでしょう。
メイクをバッチリして外出する場合は無理ですが、自宅でゆっくり休める週末をお肌の休息に充てるという方法です。
金曜日の夜からお手入れをストップして、日曜日の夜まで続けるだけ、一週間の肌の疲れがリセットできます。
この方法ならひどい乾燥肌の人でもリスクが小さいので、まずはお試しでこの方法から始めてみることです。

 

夜だけの肌断食

週末だけの肌断食が難しい場合は、夜だけ何もつけないという方法があります。
何もつけずに眠るようになると、睡眠中に肌に必要な天然のうるおい成分が分泌されるようになります。
そして睡眠中に分泌されるホルモンによる肌細胞の増殖も邪魔しません。
翌朝にはしっとりと程よいうるおいが出るようになれば、夜だけの肌断食の成功です。

 

完全な肌断食

一切のスキンケア製品の使用を止める肌断食を続ける本格的な方法です。
一ヶ月と期間を決めて完全な肌断食に取り組む人もいますし、期間を定めずに続けているという方もいます。
いきなり完全な肌断食をするのは、少しリスクがあるので、週末だけのプチ断食から徐々に期間を長くしていくのが安全な方法です。

もしも肌のトラブルを乗り越えられるのであれば、そのまま続けることで肌が生まれ変わることも期待できるので、様子を見ながら続けてみましょう。

 

断食同様、重要なのはアフターケア

断食の方法は、断食後の回復食が大切だと言います。
断食をして内臓の働きを休めることでリセットされた状態に、ヘビーな食事は負担が大きいので危険なんです。
おかゆなど、消化にやさしいものを徐々に食べるようにします。

これは肌断食にも同様に言えることです。
肌断食によって色々な悩みが解消された後に、普通のスキンケアにいきなり戻ってしまうと肌がびっくりしてしまいます。
せっかくお肌が自分のチカラで美しくなろうとする機能を回復させたのですから、その状態を長くキープできるようにしなくてはいけませんね。
そのためには、クレンジング、洗顔石けん、基礎化粧品、メイクアップ製品に至るまで、肌につけるものは石油系の成分を極力排除するようにしましょう。
合成界面活性剤や鉱物油などを使用していない無添加化粧品でも、化学成分はたくさん入っています。
本当に肌に不要な成分を一切含まない市販の化粧品というのは、まず見つけることはできません。

せっかく肌断食によってメリットを感じたのなら、その後の使用する化粧品はできるだけシンプルにして、不要なものを加えないようにしていきましょう。

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この記事は当ブログのライター「さくまま」が書きました。

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