> >

洗い流すタイプのシートパックでエステ帰りのような肌へ



 

シートパック

外気が乾燥しやすい冬場だけではなく、紫外線やエアコンなどの影響を受けて、夏場でもお肌の乾燥に悩まされる方があとを絶ちません。
特に、夏場の厳しい環境下の中にあるお肌は、屋内外を問わず、多かれ少なかれダメージを受けやすい状態となっています。
そのようなときには、なにはともあれお肌にうるおい成分を与えてあげることが必要になりますが、最も効果的にお肌へうるおい成分を送り届けるのであれば、シートパックに敵うものはないでしょう。

 
現在市販されているシートパックは、化粧水でお肌を整えたあとに使用するものや、洗顔後に直接使用するものなどがあり、目元美容液などピンポイントで使用する美容液以外には特別なケアを必要としないものなどもあります。
これらのシートパックは、使用後に洗い流すことなくそのままお肌に美容成分を浸透されるものですが、それとは別に、使用後にぬるま湯で洗い流し、化粧水や美容液などでお肌を整えることを前提として使用するシートパックもあります。

スポンサードリンク


 

 

洗い流すタイプのシートパックって?

シートタイプの炭酸パックが、その代表選手でしょう。各メディアの影響を受けてか、ここ数年で炭酸パックは特に脚光を浴びるようになりましたが、炭酸パックを実践して美肌効果を実感している方が激増し、ますますその人気には拍車がかかっているようです。
では、洗い流すタイプの炭酸パックは、どのような原理で私たちのお肌に美しさをもたらしてくれるのでしょうか?
炭酸パックとは、簡単に言ってしまうと二酸化炭素の性質を逆に利用して行う美容パックを指します。

 
ここで、二酸化炭素と聞いて驚いてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、ご安心を。
炭酸とは、二酸化炭素を混ぜた水であり、お肌にこれを乗せたとたん、お肌は酸素不足に陥ることになります。ところが、そのような状態となってパニック状態となった皮下では、不足してしまった酸素を補う働きが起こり、毛細血管が開いて大量の血液が流れるようになります。そして、これが血行不良の改善につながるということです。

 
血管は、私たちの身体のいたるところに酸素や栄養分を送り届けるという大切な役割を担っていますが、皮下で血流が滞っていると、この働きが鈍くなり、お肌への酸素や栄養分の供給が遅れることになります。
つまり、炭酸パックは二酸化炭素の持つ性質を逆手にとって、綺麗になってしまおうという原理のもとで開発されたパックが炭酸パックであるということです。
ただし、炭酸パックは血行不良の改善や毛穴汚れの除去を行うことをおもな目的としていますので、使用後には化粧水、乳液、美容液などでのケアが必要となります。

 
現在市販されているシートタイプの炭酸パックは個包装になっているため、そのまま使用するということができるというお手軽さが人気ですが、パックにしては少々お値段が高価かもしれません。
このようなシートタイプの炭酸パックは、もちろん毎日使用しても問題はありませんが、お値段の問題もありますので、週1~2回、自分へのご褒美として行ってみるとよいでしょう。

 

 

朝に適したシートパックについて

皮下の血行不良が改善されれば、当然のことながらお肌に栄養が行き渡りやすい状態なりますので、お肌の状態が整ってメイクのノリもよくなります。
ですが、シートタイプの炭酸パックの場合には、洗い流すというひと手間がありますので、朝のケアには不向き。
また、炭酸パックを行って血行が良くなったお肌は赤味を帯びますので、メイクをしてもその赤味が目立ってしまうことがあります。

 
それならば、朝には別のシートタイプのパックを使用するという方法ではいかがでしょうか。
それには、洗い流さないタイプのパックがおススメ。
たとえば、前日にお酒を飲み過ぎてしまった翌日に、ひどい肌荒れやむくみが起こってしまうことがあるでしょう。このようなとき、むくみだけならばリンパマッサージにより短時間で解消することができますが、肌荒れを瞬間的に改善するとなると、問題はまた別です。

 
そこで、シートパックの出番です。
洗い流さないタイプのシートパックの多くは、5~10分程度の放置時間でお肌にうるおいをもたらしてくれますので、特に肌荒れが起こった朝には、短時間でお肌のコンディションを整えることができる最適のパックであると考えることができます。
洗い流さないタイプのシートパックは、もちろん夜のケアにも適していますので、ご自身のお気に入りの製品を何種類か用意しておくとよいでしょう。

 

 

用途に応じたパックを用意しておきましょう

パックにはさまざまな種類がありますが、上記でご紹介したように、パックによっては夜のケアに適したものや、朝のケアに適したものがあります。
いざというときに慌てないためにも、夜のケア用のパックだけではなく、クイックケアを行うことのできる朝用のパックも用意しておいてはいかがでしょうか。
現在では、100円ショップなどでもシートパックを販売していますので、そのような安価なパックを用意し、それを朝用とするのもよいでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

Comments are closed.