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韓国製のシートパックと日本製のはどう違う?



シートパック

 

私たち女性が注目しているのが韓国コスメ。
もともと美容大国と呼ばれている韓国では、美容整形手術が一般的に浸透しているようですし、美容に効果を発揮する可能性が高いと思われる成分を、積極的にコスメの成分として取り入れることでも知られています。
ところが近年、赤ちゃんのお肌に使用する韓国製のベビーパウダーから、人体に危険を及ぼすアスベストが検出されるなどの問題が明るみにでて、韓国コスメの安全性を疑問視する声が多数挙がるようになりました。
では、現在ブームが巻き起こっているといっても過言ではない、シートパックではどうなのでしょうか?

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日本製シートパックの特徴

日本で販売されているシートパックをはじめとする化粧品の配合成分は、厚生労働省から正式に認可を与えられたものでない限り配合することができないという基準が設けられています。

 
また、日本国内の薬事法の基準は大変厳しく、それに触れる危険性を持った成分は、化粧品に配合することができません。
つまり、日本製の化粧品であれば安全性が高いといえることになりますが、これは、危険性がまったくないということではありません。
たとえば、BGやPEGという化学合成成分があり、これらはアレルギーを誘発する可能性のある化学合成物質で、現在販売されている多くの日本製シートパックに配合されています。

 
つまり、普通肌の方の場合ではなんの影響を受けなかったとしても、敏感肌の方の場合では、アレルギーを引き起こす可能性があると考えることができるため、これらの成分が100%安全であるとは言い切れないということになります。
そこで問題となるのが、それらの成分の配合量ということになりますが、これもまた、厚生労働省が厳しく目を光らせてチェックしていますので、一般的には人体に対して重大な悪影響を及ぼすことはないと考えておいてよいでしょう。
また、日本製のシートパックにはさまざまな保湿成分や美白成分が配合されていますが、私が調べた限りでは、危険成分は配合されていない、あるいは、配合されていたとしても微量である製品が大半でした。

 

 

韓国製シートパックの特徴とは?

全般的に、日本製のシートパックよりも安価であるというのが大きな特徴です。ところが、シートパックをはじめとする韓国コスメの中には、アスベストだけではなく、ホルムアルデヒドなどの危険成分が検出されたものもあり、これは日本と比較した場合、韓国での化粧品に配合する成分認識の甘さを物語っています。
たとえば、アスベストと混同されやすいタルクという成分がありますが、アスベストが石綿を原材料として発がん性を疑われる物質であるのに対し、タルクはかっ石という鉱物を粉末状にしたもので、純粋なタルクであればアスベストのような発がん性の危険性はないと考えられています。

 
ところが、きちんとふるいに掛けられていないタルクの場合では、アスベストが混入してしまうことがあり、韓国コスメの場合ではこの状況が当てはまって大騒ぎになってしまったのでしょう。
つまり、韓国で製造された韓国コスメの場合では、製造過程の安全基準が低いと捉えることができるため、使用はできる限り避けることがベストであるという結論に落ち着くということです。
ですが、韓国製のコスメであっても、日本の厚生労働省が認可を与えている製品に対しては日本の安全基準値を満たしていると考えることができますので、それほど神経質になる必要はありません。

 

 

韓国コスメはすべて危険?

いいえ、そのようなことはありません。
韓国コスメと名は付いていても、実はそれらの製品は日本で製造されていることも多く、厳密には日本製コスメであることも少なくはありません。
ではなぜ、それらの製品は韓国コスメとして販売されているのでしょうか?
それは、使用されている新・美容成分の開発を真っ先に行ったのが韓国だから。
たとえば、蛇の毒やカタツムリなどがその代表例でしょう。
これらの動物が持っている成分に着目した韓国の化粧品メーカーが、蛇の毒やカタツムリの粘着性の研究・分析を行い、化学的な合成を行ってそれらと似た働きを持つ化学合成物質の開発に成功したもの、それが新・美容成分です。

 
そして、その製造地を日本に移してつくった製品が“韓国コスメ”として販売されているということです。
つまり、韓国コスメとして日本国内で販売されているシートパックなどの化粧品は、安全性が高いということになります。

 

 

韓国産なのか日本国産なのか?

韓国コスメには素晴らしい美容成分が配合されているため、アスベストの問題などが囁かれてはいても、その人気は衰えないと思われます。
肝心なことは、同じ韓国コスメであっても、日本で製造されているものであれば、心配はほとんど必要がないということ。
注意して頂きたいのは、韓国からのお土産でしょう。韓国製のコスメがいけないということではありませんが、それらの製品の中には、危険物質が混入している可能性がなきにしもあらず。この部分にだけは、少々神経質になる必要があるでしょう。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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