只今肌断食中!顔そりはOK?NG?
肌断食をしている時は、肌を保護するクリームなどはできるだけ使用しないようにするのですが、何もつけないことで困ることがあります。
それは顔のうぶ毛の処理をするときの顔そりです。
肌断食をしている時はうぶ毛もそのまま放置するのでしょうか。
顔そりは必要なのか、ダメージを与えないのかなど、肌断食中の顔そりについて調べてみましょう。
なぜ顔そりが必要なのでしょうか
男性の場合はヒゲそりしないわけにはいかないという人がいるのは当然です。
しかし女性の場合は、顔に生えるのはほとんど産毛のような細かくて目立たない毛です。
もともと肌を守るために生えているはずの体毛なので、むやみに剃ったり抜いたりすること自体あまり肌に良いこととは言えません。
そうはいっても、ムダ毛の処理をするのはエチケットのようになっているのでそのまま放置することもできません。
ただ、女性の顔そりに関していえば、絶対に必要なことではないので、あまり神経質になることもないのではないでしょうか。
女性が顔そりをする理由として一番大きいのは、ファンデーションをきれいに密着させるためではないですか?
顔の産毛がたくさん生えている状態では、ピタッと密着した仕上がりにはなりませんし、パウダー状のファンデーションでは粉をふいたような状態になってしまいます。
肌断食中でもメイクをする人は、顔そりについて問題になるのも仕方のないことなのかも知れません。
顔そりをしない方が良いタイプ
肌断食を始める理由によっては、顔そりはできれば避けた方が良いケースもあります。
もしもアナタが肌断食を始めてみようと思った理由が以下のことに当てはまる場合は、できる限り顔そりは止めましょう。
●ニキビが繰り返すスパイラルを改善したい
●敏感な肌質で肌荒れを起こしやすい
●化粧品を使ってアレルギーを起こすことがある
このような肌のトラブルや悩みを抱えて、それを改善するために肌断食を始めたのなら顔そりはせっかくの断食の効果を台無しにする可能性があります。
顔そりをすることのデメリット
顔そりをすることで産毛だけを剃り落すことができれば、それほど大きなダメージもないのですが、カミソリで肌の表面にある角質を削ってしまうことで肌の天然バリアがなくなってしまうのです。
ニキビができやすい肌の人や敏感肌などトラブルが続く肌は、肌の天然バリアが壊れている可能性がありますから、顔そりはかなりリスクがあると思います。
肌断食をすることで、肌を摩擦する回数を減らしてバリア機能の回復をしようとしているのに、顔そりをしてしまうと、バリア機能の回復途中で中断してしまう恐れがあるからです。
顔そりは古い角質を取り除き、ザラつきをなくして透明感をアップさせるメリットもありますが、トラブルを解消するために肌断食をするのなら、顔そりは避けた方が良いのです。
どうしても顔そりしないとダメな場合は?
肌断食をしていても、顔そりしないとダメ!という場合は、できるだけ肌に負担をかけないように注意して顔そりをします。
肌に負担をかけない方法とは?
●顔そり専用のサロンでプロに剃ってもらう
●顔そり専用の電気シェーバーを使用する
●カミソリはT字は避ける
●毛の流れに逆らわないように注意する
●毛抜きを使うのは止める
●ワセリンを塗って保護しながら剃る
●朝の顔そりはNG! 夜寝る前に行う
●顔そりをした後はワセリンを塗る
以上のような方法や注意点を守るようにしましょう。
顔そり専用のサロンは少ないので、自宅でお手入れする人が多いと思いますが、できれば鼻の下など目立つ部分だけにするなど、頻繁に顔そりするのは少し控えるようにしましょう。
顔そりをした後のお手入れ方法
肌断食をしているから、顔そりをした後にも何もつけない!というのは良くないです。
顔そりに失敗して出血するような傷がついてしまった場合は目に見えてダメージがあると分かりますが、見た目にはダメージがなさそうでも、顔そりをした後の肌はとても無防備です。
それでも肌断食をしているから何もつけないのが正しいと考えるのは間違いです。
産毛を剃るという行為は、肌の本来の機能には予測されていないのですから顔そりをした後は肌を守るために手を加えることは必要なんです。
もしも顔そりをした後に肌がヒリヒリした感じがあるのなら、それは肌の表面がダメージを受けたサインです。
そのままの状態では化粧品を使ってもヒリヒリしますから、まずは肌のダメージが改善するようにしなくてはいけません。
顔そりしないと肌はどうなる?
顔そりを何年もしないまま放置しているとどうなるのでしょう。
顔の産毛は髪の毛とは違ってどんどん伸びることはありませんし、増えることもありません。
そのままにしていても特に問題は起きません。
ただ、見た目の問題です。
キレイな肌になるための肌断食なのに、産毛でくすんで見えるのは困りますから顔そりは肌断食中でも必要になることもあります。
顔そりをしなくても肌に悪い影響はありませんが、どうしても必要になった場合は肌へのダメージを可能な限り軽減できる方法で行うようにしましょう。
肌断食をずっと続ける予定なら、肌にやさしい顔そりの方法を守って行うようにしてくださいね。
頻繁な顔そりは肌断食中じゃなくても肌のダメージを繰り返すことになるので、間隔をできるだけ空けるようにしていきましょう。