> >

連用しても大丈夫?コエンザイムQ10の副作用



毛穴ケア
 
アンチエイジングにダイエットに、健康維持にと嬉しい効果がたくさん期待できるコエンザイムQ10は、今や化粧品からサプリメントまで、様々な商品が市販されています。


スポンサードリンク



 
安価で続けやすいものも多いことから、誰でも手軽に摂取し始めることのできるコエンザイムQ10ですが、実際のところ毎日連用しても副作用などは大丈夫なものなのか心配なのも事実です。
そんなコエンザイムQ10を連用する際に注意すべき点をご説明したいと思います。

 

体内で生成される成分なので安全性は高い

コエンザイムQ10自体が発見されたのは50年以上前ですが、日本で一般的に使用できる化粧品への配合が認可されたのは2004年で、コエンザイムQ10が発見されたアメリカでもサプリメントとして流通が始まったのは1990年代からだと言われています。
そのため他の美容成分と比べて歴史は浅いですが、食品成分としての利用も認可されたことから、安全性の高い成分であることは間違いないようです。

現時点では副作用も特に無いとされており、安心して使用することのできる成分ですが、空腹時に摂取するとせっかくのコエンザイムQ10の吸収率が落ちるだけでなく、場合によっては胃などの消化器官の負担になることもあるので注意が必要です。

 

注意すべきは一緒に添加されている成分

このように成分としては安全性が高いと言われているコエンザイムQ10ですが、化粧品やサプリメントにはコエンザイムQ10の他にも様々な成分が配合されているものです。
コエンザイムQ10が大丈夫でも、他に配合されている成分が体に合わなければ、継続して使用することはできません。
化粧品やサプリメントを選ぶ際は、必ず商品に表記されているその他の配合成分を確認するようにしましょう。

万が一、コエンザイムQ10配合の化粧品を使用して肌荒れを起こしたり、サプリメントを摂取して何かしらの体調の不良が生じた場合は、直ちに使用を止めましょう。必要な場合は製造元へ相談したり、使用したコエンザイムQ10の商品を持参して医療機関を受診することも大切です。

また、一般に流通している化粧品やサプリメントは、一概にコエンザイムQ10配合と書かれていても、その純度が同じとは限らないのも現実です。
純度の低いコエンザイムQ10には、不純物が含まれている場合もあると言われています。
この不純物が刺激となる場合もあるので、特に気になる場合は、製造メーカーなどへ確認することもお勧めです。

 

妊娠中・通院中は自己判断で服用しない

高い抗酸化作用があり、老化や免疫力低下の原因となる活性酸素を除去する効果のあるコエンザイムQ10は、健康維持の面においても様々な効果の期待できる成分ですので、妊娠中や産後の授乳中、病気の治療を続けている人が摂取すれば、より体調が良くなったり、病気の症状が改善されると思われがちです。
しかし、このような状態の人はとてもデリケートな体調な上に、摂取してはいけない成分もあるものです。

健康な状態なら問題のないコエンザイムQ10ですが、妊娠の可能性のある人や妊娠中の人、産後の授乳中や病気で医療機関に通院している人は、自己判断で摂取するのは避け、必ず医師に相談してから摂取するかどうかを決めるようにしましょう。

 

摂取量、摂取するタイミングを厳守する

よく風邪をひいたりニキビができたりすると、ビタミンCやビタミンB群のサプリメントを自己判断で用量より多く摂取する話を耳にします。
ビタミンCやビタミンB群は水溶性で、余分に摂取した分は尿として排出されてしまいますが、それでも基本的には決められた摂取量を守ることがサプリメントを安全に続けるためには必要です。
コエンザイムQ10も同様で、より安全で効果的にコエンザイムQ10を摂取し続けるためにも、決められた摂取量を厳守することが大切です。
特に肌につける化粧品はあまり気にする必要はありませんが、直接体内へ摂取するサプリメントは注意が必要です。

化粧品もサプリメントも、3か月程度続けてこそ、初めてその効果が実感できます。
安全にコエンザイムQ10の摂取を続けるためにも、必ず商品に記載されている使用量を守りましょう。

また、コエンザイムQ10は脂溶性なので、摂取するタイミングは空腹時より食後がお勧めです。
理由はバランスの良い食事を取れば、必ずそこに油分やビタミンC、ビタミンEが含まれていることです。
油分と一緒に取ることで、コエンザイムQ10の吸収率がアップし、効率よく体内へ取り込むことができるだけでなく、ビタミンCやビタミンEはコエンザイムQ10の抗酸化作用をさらに高める効果があるので、摂取したコエンザイムQ10をより無駄なく活かすことができます。
他にも食後にサプリメントを摂取するということは、胃の粘膜などへのダメージを軽減する効果もあります。

 

使用法や使用量は必ず守って!

化粧品やサプリメントの副作用には、商品そのものが合わない場合と、使用方法が間違っている場合の二種類があります。
前者は使用を中止するしかありませんが、後者の場合は自己責任なのでいくらでも改善することができます。
コエンザイムQ10の優れた効果を実感するためにも、必ず使用方法や使用量をよく確認して毎日の生活に取り入れていきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.