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ポリフェノールの1日あたりの摂取量は?どんな飲食物に含まれている?



ポリフェノール

 

シミ、シワ、ニキビなどの肌のトラブルや、ガンや糖尿病など、様々な怖い病気の原因にもなる活性酸素は、日々の生活の中でどんどん増えてしまいます。
そんな活性酸素を除去するのに欠かせないのが、抗酸化作用のあるポリフェノールです。
他の抗酸化作用のあるビタミン類やプラセンタなどと比べて、市販の食品や飲み物にもたくさん含まれているポリフェノールは、手軽に摂取することができるので、日々の食生活を工夫して、飽きずに取り続けることができるのが魅力です。
そんなポリフェノールは、一日にどれくらいの量を摂取したらいいのでしょうか?
身近な食品の摂取量と併せて、ご説明していきたいと思います。

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美肌に健康に欠かせないポリフェノールの一日の摂取量は?

ポリフェノールの一日に必要な摂取量は、1,500mgと言われています。
日常的に摂取している人の多い、チョコレートや赤ワイン、緑茶、コーヒーなどにも豊富に含まれているので、バランスの良い食事を心がけながら、ポリフェノールの多い食品を意識して摂取することで、自ずと摂取量に近い量を無理なく取ることができます。
そんな手軽で美肌に健康にと嬉しい効果がいっぱいのポリフェノールですが、中には「肌もキレイだし、体も健康だし、ポリフェノールなんて私にはまだ必要ないんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。
確かに今美肌も健康も手に入れている人にとっては、ポリフェノールはそれほど意識して摂取する必要がない成分と思われるかもしれません。

 
しかし、どんなに健康な人でも、活性酸素は日々の生活で少しずつ蓄積されているものです。
そのためポリフェノールが極端に欠乏すると、活性酸素の増殖が起こり、様々な病気にかかりやすくなるだけでなく、花粉症などのアレルギー反応も酷くなると言われています。
このことからも、健康や美肌を維持するためにも、ポリフェノール配合の食品を意識して摂取することは必要です。
全ての人にとって必要なポリフェノールを、身近な食品で上手に無理なく摂取していきたいものです。

 

 

ポリフェノールを飲み物から摂取する

ポリフェノールを摂取するのに最も手っ取り早い方法は、やはり飲み物から摂取する方法です。
赤ワインを始め、緑茶やコーヒーなど、身近で日常的に飲む機会の多い飲み物に豊富に含まれているので、ちょっと飲み物の種類を意識するだけで、無理なく摂取していくことができます。
そんな飲み物で一番ポリフェノールの配合量が多いのは、赤ワインです。
芸能人でも愛飲している人の多い赤ワインは、美容や健康にとって欠かせない栄養成分豊富な、長生きの薬とも言うべき、優れた食品です。

 
ポリフェノールの含有量は100mlに230mgも含まれいるので、ワイングラスに2杯程飲めば、約500mg程度のポリフェノールを摂取することが可能です。
また、朝食や仕事の合間に飲む人の多いコーヒーにも、100mlに200mgものポリフェノールが含まれています。
200mlくらいの容量のマグカップやコーヒーカップで一日2~3杯のコーヒーを飲めば、約800mg~1,200mgのポリフェノールを摂取することができます。
他にも、紅茶や緑茶には100mlあたり約100mg、カフェインが比較的少ないココアには100mgあたり62mgのポリフェノールが含まれています。

 
これらの飲み物を工夫して組み合わせれば、一日に必要な1,500mgを無理なく摂取することができますが、赤ワインはお酒なので、あくまで1日グラス2杯程度までにする必要がありますし、コーヒーや紅茶、緑茶も飲み過ぎると、カフェインの取り過ぎとなり、健康や美容に必要なビタミンを体外に排出してしまうだけでなく、鉄分などミネラルの吸収を阻害するので、注意が必要です。
ノンカフェインの飲み物では、トマトジュースやぶどうジュースにもココアと同量程度のポリフェノールが含まれています。
これらの飲み物も活用して、カフェインの取り過ぎに注意しながら、ポリフェノールを効率よく摂取していきましょう。

 

 

ポリフェノールを食べ物から摂取する

ポリフェノールは植物に多く含まれている成分なので、飲み物だけでなく、食べ物からも摂取することができます。
特に果物にはポリフェノールを含むものが多いので、飲み物と併せて、毎日の食生活に取り入れていきましょう。
最も多くポリフェノールを含む果物である、ブルーベリーやすももは100gあたり約250mgと果物の中でも群を抜いて多いので、旬を迎えたら積極的に摂取していきたいものです。

 
また、ワインの原料としてお馴染みのぶどうや、鉄分豊富な体に良い果物として入手しやすいプルーンにも100gあたり180mg~190gmのポリフェノールが含まれているので、生の果物が無くても、レーズンやドライプルーンで季節を問わずおやつ感覚で摂取していくのがお勧めです。
ただし、レーズンやプルーンは食べ過ぎるとお腹を下す場合もあるので、体にいいからと無茶な量を食べることなく、常識の範囲内で摂取するようにしましょう。

 
他にも野菜やはちみつにも、ポリフェノールは含まれています。
このことからも特に一つの食品に特化して食べなくても、野菜や果物を毎日の食事で摂取していれば、それなりの量のポリフェノールを摂取することができるので、飲み物と併せて、毎日の食生活に取り入れていきましょう。

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