> >

肌断食中に乾燥がつらいときの対処法【インナードライ対策】




 
何もつけないことで、肌が本来持つキレイになる力を引き出す方法を「肌断食」と言います。
既に試してみたことのある人も多いかもしれませんが、肌断食をしてまず実感するのが、自分の肌の持つ保湿力です。


スポンサードリンク



 
普段は化粧水や乳液で守られているので、そこそこ潤っていると思って肌断食を始めてみたら、実はインナードライ肌で、顔が乾燥でつっぱって耐えられず、早々と肌断食を断念したことのある人もいるのではないでしょうか?
しかしここで肌断食を止めてしまうのは、インナードライ肌改善のためにも、勿体ないというものです。

肌断食を実行して美肌を手に入れるための、肌断食中にインナードライ肌だと気づいた場合にするべき対処方法を、ご紹介したいと思います。

 

ワセリンや植物オイルを1つだけ使う

肌断食には色々な方法があり、ずっと何もつけないで過ごす方法以外に、断食中だけ最低限の保湿をするという方法もあります。

肌断食を始めたけれど、顔が乾燥して辛いインナードライ肌の場合は、いきなり全てのスキンケアを止めて、すっぴんで過ごすのは危険です。
理由はただでさえ保湿力の弱い肌が全く無防備な状態になるので、どんどん角質層の潤いが失われ、肌トラブルの原因になりかねないからです。

そのため、肌断食中にインナードライ肌に気づいて、乾燥で辛くなったら、ワセリンやオリーブオイル、ホホバオイルなど保湿力の高い保湿剤を一種類だけ、薄く顔に伸ばしておきましょう。
肌を油分の膜で保護することで、乾燥して辛いインナードライ肌を少し落ち着かせることができます。

保湿剤を塗るタイミングは、洗顔後すぐがお勧めです。
そしてノーメイクで過ごす肌断食中、日中でも顔の乾燥を感じたら、ワセリンや植物オイルを少しずつ重ねていけば、辛い思いをすることなく肌断食を続けることができます。

ただし、肌断食中に顔に塗る保湿剤は、市販の美容クリームなどは避けて、シンプルで肌に負担の少ないものを選ぶことが大切です。

筆者もインナードライ肌で悩んでいた頃、肌断食を試したことがあります。肌にあれこれつけず保湿剤だけで就寝していると、不思議なことに次第に肌のくすみが取れ、潤いも以前よりアップしてキメが整ってきます。

何もつけないことで美肌を得る肌断食ですが、全く何もつけないのは、インナードライ肌には続け辛いものです。
自分の肌と相談しながら、適宜ワセリンや植物オイルを少量使用して、無理なく自分のペースで肌断食を続け、その効果を実感していきましょう。

 

肌断食は肌荒れしにくい時期を狙って

肌断食中にインナードライ肌だと知った場合、ワセリンや植物オイルを加える以外にも、肌断食の時期を選ぶことが大切です。

インナードライ肌は肌の保湿力が弱く、ニキビなどの炎症が起きやすいデリケートな状態です。
そこに今までの保湿ケアをいきなり止めて、肌に最低限の保湿剤だけをつけて数日過ごすというのは、肌の状態によっては思った効果が出にくいどころか、逆効果になる場合もあるかもしれません。

そこで、女性の生理周期を利用して、肌の潤いが比較的あり、肌荒れしにくい時期を選んで肌断食をすることをお勧めします。

インナードライ肌でも比較的安定している時期とは、生理後から排卵日までの約2週間です。
この時期は美の女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増えるので、肌荒れしにくく、新しいスキンケア方法を始めてもその効果が実感しやすい時期と言われています。

インナードライ肌の人が肌断食をする場合は、なるべく生理後から排卵日までの時期を選び、期間も最初は2、3日からと短期間で始めてみましょう。
予定の無い休日などを利用すると、職場の空調による乾燥などで悩む心配も無いので、さらに安心です。

 

断食後に注意したいこと

肌断食中にインナードライ肌だと知ったけれど、何とか自分なりの方法で肌断食を実行できたら、再びいつものスキンケアに戻ります。

この際、いきなり断食した肌に今まで使っていたたくさんのアイテムをつけるのではなく、まずは化粧水とワセリンだけなど、アイテムを少しずつ試しながら戻していくことをお勧めします。
少しずつアイテムを再開していくことによって、実は今まで必要なかった美容アイテムが見つかるかもしれないからです。

インナードライ肌改善に必要なのは、保湿です。
保湿ケアを中心に、肌同様スキンケアアイテムをリセットして、本当に必要なものだけ使い続けるようにすると、より効果的に肌質を改善していくことができます。

また、肌断食中と同じように、毎日の洗顔もよりシンプルな方法へと変えて行くことも効果的です。
朝は水かぬるま湯洗顔のみにするとか、夜も肌に負担の少ない、クレンジングや洗顔料で落とせる、肌に負担の少ないメイクを選ぶように心がければ、自ずと肌への負担も減り、肌質改善効果を実感していくことができます。

たくさんのアイテムを使う攻めのスキンケアも良いですが、時には肌断食でリセットして、スキンケアを見直しつつ、効率よくインナードライ肌を改善していくきっかけにしていくのもお勧めです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.