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腸内フローラの美肌効果。アンチエイジングは腸内環境から!



腸内フローラ

女性ならいくつになっても美肌でいたいものです。年齢を重ねればある程度のシワやたるみは避けて通れない部分もありますが、それでも年齢を重ねた美しさを持つ美肌のおばあちゃんもたくさんいらっしゃいます。
そんな美しい肌を持つ人に限って、特別なスキンケアをされていない人も多いものです。では年齢を重ねても維持できる美肌は、どのようにして作られているのでしょうか?

 
実は化粧品によるスキンケアだけでなく、腸内フローラの状態が肌に大きな影響を与えているのです。
健康やダイエットだけでなく、美肌を目指す上でとても大切な要因である腸内細菌のバランスを整えて、美しい腸内フローラを維持することで得られる、驚きの美肌効果についてご紹介していきたいと思います。

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高価な美容液にも負けない!腸内フローラの美肌効果

腸には小腸から大腸まで約600兆個以上もの腸内細菌が生息しています。この中には善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3つがあり、これらがバランスを保ってはじめて美肌も健康も実現できるのです。
腸内フローラのバランスが整うと、善玉菌が悪玉菌の侵入や増殖を抑えるので、悪玉菌から発生する有害な物質の発生を抑え、大人ニキビやシミ、くすみなどになりにくい美肌を実現することが可能になります。
ではどのようにすれば、善玉菌が増えて、悪玉菌が減少するのでしょうか?

 

 

これでバッチリ!善玉菌を増やす方法

まず善玉菌を増やすには、ヨーグルトや味噌、チーズなどの発酵食品を摂取する習慣を続けることと、野菜や果物、キノコ類、海藻類をしっかり食べて、食物繊維をたっぷり取り入れることが大切です。
はちみつやオリゴ糖、甜菜糖も善玉菌を増やす効果が期待できます。白砂糖は逆に善玉菌を減少させ腸内フローラのバランスを崩す原因になってしまうので注意が必要です。
また、ストレスや睡眠不足、運動不足も腸内フローラのバランスを崩す原因になります。
忙しい毎日ではストレスを無くすのはなかなか難しいかもしれませんが、なるべくストレスを溜めないよう、運動などで解消する習慣を付けると、腸内の善玉菌が減りにくくなり、美肌を実現する近道になりますよ。

 

 

腸内フローラと肌のアンチエイジング

アンチエイジングと言うと、プラセンタやビタミンC誘導体を使用したスキンケアといったイメージですが、実は腸内フローラを若返らせることで、肌のアンチエイジングも実現することができると言われています。

 
腸内フローラが良い状態かどうかの目安は、毎日のお通じで判断できます。
お通じに悪臭が無く、バナナくらいの大きさのものがスムーズに出る場合は、腸内の状態が良い状態ということになりますが、悪臭を伴う場合や、コロコロと小さく細い場合は、腸内フローラのバランスが乱れがちということになります。

 
特に年齢を重ねると、お通じが不規則になったり、便秘になる人が増えるように、腸も肌同様、少しずつ年齢を重ねているものです。そんな腸内をアンチエイジングするために、一番大切なのは生活習慣と食生活です。さらに、忙しくてなかなか思ったような食生活が難しい場合は、乳酸菌配合のサプリメントを活用するのもお勧めです。

 
他にも腸内フローラのアンチエイジングで気を付けなければならないのが、喫煙や飲酒です。
特に喫煙は腸内の老化を早めるだけでメリットは一つも無いので、アンチエイジングのためにも禁煙をお勧めします。
毎日腸内フローラのアンチエイジングを心がけていると、知らず知らずのうちに、シミやシワのできにくいトラブル知らずの落ち着いた肌の状態へと変わっていきます。
スキンケアには毎日気を付けていても、腸内フローラのアンチエイジングには無頓着な人も多いものです。
健康効果も一緒に実現できる腸内フローラのアンチエイジングを、肌同様しっかり意識して行っていきましょう。

 

 

女性ホルモンの代役をする「エクオール」を代謝する働きも

腸内細菌が代謝して作られるエクオールという美容成分があります。
エクオールは女性ホルモンの代役をすることで知られていますが、それだけではなく、肌本来の保湿成分であるコラーゲンを生成する「繊維芽細胞」の働きを活発にするので、肌のハリをアップさせる効果が期待できます。
残念ながらエクオールを代謝できるエクオール産生菌という腸内細菌を持つ人は、日本人の約半数なので、全ての人の体内で作る事はできませんが、腸内フローラのバランスを整えることはエクオール産生菌を守り、肌のハリを保つということにも繋がります。

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