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尿素はこんな肌に使ってほしい!効果を実感しやすい3つの肌タイプ



アルブチン
 
市販の化粧品でも手作りでも、比較的安価で手に入る尿素配合の化粧品は、手軽に使用できてしっかり保湿効果や軽いピーリング効果を実感できることから、人気の高い化粧品です。
しかも同じ肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンと異なり、使用感もさっぱりしていて、べたつかないのも魅力です。


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そんな使いやすくて手頃な尿素配合の化粧品ですが、一見万人受けするように見えて、向いている肌とそうでない肌があります。
特に効果を実感しやすい肌質とはどんな肌質なのか、ご説明していきます。

 

1.古い角質が溜まってくすみがちな肌

尿素配合の化粧品が効果を発揮する肌として一番向いている肌質は、古い角質が溜まってくすみがちな肌です。

顔の皮膚は手足と比べてとても薄く、同じように扱っていると、どうしてもゴワゴワしてしまいやすいものです。
特に毎日屋外で長時間過ごして紫外線をたくさん浴び続けている人や、日々のスキンケアで顔をゴシゴシ擦りがちな人、肌の負担になる成分が配合されたクレンジングやスキンケア化粧品を使用している人は、どうしてもターンオーバーのサイクルが乱れがちになり、古い角質がスムーズに剥がれず、肌がゴワゴワしたりくすんだりしやすいものです。

そんなゴワゴワした肌やくすみに、尿素配合の化粧品が効果を発揮します。
理由は尿素に含まれている、緩やかなタンパク質溶解効果です。
角質はケラチンというタンパク質で出来ているので、尿素配合の化粧品を使うことで、少しずつケラチンを溶かし、古い角質を除去する効果が期待できます。

 

2.毛穴の開きや黒ずみの気になる肌

肌の表面は皮脂でベタベタなのに、内側の角質層は乾燥している厄介なインナードライ肌は、同時にニキビや毛穴の開きが気になる場合が多いものです。
特に毛穴の開きは、放置しているとやがて毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒ずみ、ぼつぼつとイチゴの種のような状態になってしまいます。

このような毛穴の開きや黒ずみが気になる肌にも、尿素が効果を発揮します。
まず、毛穴が開いてしまった肌は、基本的に肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを正常に繰り返すことが苦手な場合が多いのですが、尿素配合の化粧品を使用することで、そんな毛穴周辺のターンオーバーが苦手な角質層に働きかけ、古い角質を優しく溶解して、ターンオーバーがスムーズに繰り返されるように促します。

スクラブ洗顔やピーリング剤が肌の刺激となって使いにくい場合でも、尿素なら使い続けることで優しく古い角質を少しずつ溶解していくことができるので刺激も少なく安心です。
特に毛穴の開きが気になる場合は、週に1~2回程度、尿素配合の化粧水をコットンに含ませたものを毛穴の気になる場所に張り、5分程置いて剥がすコットンパックがお勧めです。
夜のお手入れに行って、パックの後、しっかりクリームや乳液などで保湿の蓋をして寝ると、翌朝の毛穴が心なしか引き締まるのを実感することができます。

また、毛穴の開きや黒ずみができやすいインナードライ肌は、基本的に肌のバリア機能が弱っている場合が多いですが、尿素配合の化粧品を使用すれば、天然保湿因子である尿素が外部の水分を取り込んでバリア機能に水分の膜を作り、皮脂と結合してバリア機能を強化することができます。

バリア機能が回復した肌は、次第に肌の保湿力もアップして、正常なターンオーバーを繰り返すようになり、インナードライ肌も毛穴も改善していくことができます。

 

3.肌のシミ、シワが気になる肌

肌はいくつになってもキレイになる力があると言われています。
実際その通り、何歳になっても肌はターンオーバーを繰り返し、生まれ変わって美しく健康な状態を維持しようとしています。

しかし若い頃はそうでも無くても、年齢を重ねると肌が持つコラーゲンやヒアルロン酸などの肌本来の保湿成分の量が減少し、どうしてもターンオーバーのサイクルも乱れがちになります。
ターンオーバーのサイクルが乱れた肌は、やがてシミやシワができやすくなり、お手入れを頑張ってもなかなか改善しない状態に陥ります。

そんな年齢を重ねて肌のシミやシワが気になる肌にも、尿素は効果を発揮します。
尿素は古い角質を溶解する効果があるだけでなく、肌の潤いをアップさせてバリア機能を回復する効果もあります。
この二つの効果が働くことで、年齢を重ねてターンオーバーがゆっくりになった肌の生まれ変わりのサイクルを促進し、健康なバリア機能を持つ肌へと改善していくことができます。

一旦できてしまったシミやシワは美容外科の施術や高価なエイジングケアアイテムを使用しない限り、なかなか改善するのが難しい、と諦めている人も多いと思いますが、お手入れを工夫すれば高価な化粧品や美容外科へ行かなくても、それなりに改善していくことは可能です。

年齢を重ねた肌は尿素だけでは保湿力が物足りない場合が多いと思うので、一緒にヒアルロン酸やコラーゲンなどの肌本来の保湿成分や、これらの保湿成分の生成を助けるビタミンC誘導体入りの化粧品を使用して、より尿素の効果を活かしていきましょう。

安価で入手できる尿素配合の化粧品を工夫して、自分なりのエイジングケアを見つけていきましょう。

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