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炭酸水洗顔の正しいやり方。向いている・向いていない肌タイプは?



炭酸水洗顔

毎日行っている洗顔には、どのようなものを使っていますか?
肌質に合ったお気に入りの洗顔料だったり、クレイや塩などの天然の素材や、シンプルな固形石鹸だったりと、洗顔で使用するアイテムは人それぞれです。十人十色な洗顔方法の中で、密かに根強い人気の洗顔に、炭酸水洗顔という方法があります。
炭酸水というと、清涼飲料水としてのサイダーやコーラ、お酒を割る時に使うものといったイメージですが、炭酸水を洗顔に利用することで、様々なメリットを実感することができます。
炭酸水洗顔のやり方と、向いている肌タイプについてご紹介していきます。

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炭酸水洗顔で用意するもの

炭酸水洗顔には当たり前ですが炭酸水が必要となります。
スーパーのペットボトルのドリンクコーナーや、お酒売り場で見かけることの多い炭酸水は、近年ではフルーツの香りがするものなど、フレーバーを楽しむことができるものも多く販売されていることから、昔と比べて種類も数も格段に増えてきました。
そんな数ある炭酸水の中で、炭酸水洗顔にお勧めなのは、香料や果汁が添加されていない、一番シンプルな炭酸水です。
1回に使用する量は、500mlもあれば十分洗顔をすることができます。

 
毎日ペットボトルの炭酸水を用意するのがもったいないという人には、手作り炭酸水もお勧めです。
重曹とクエン酸を小さじ1ずつ洗面器に入れ、500mlの水を注いで混ぜるだけで簡単に作ることができます。
ただし、一度洗面器に作った炭酸水は時間とともに炭酸ガスが抜けていってしまうので、1回使い切りとして使用するようにしましょう。

 
炭酸水以外に用意するものは、いつもの洗顔料だけです。
炭酸水を使用するという一手間を加えるだけで、いつもの洗顔が見違えるような効果を発揮するのが炭酸水洗顔です。

 

 

炭酸水洗顔のやり方

炭酸水と洗顔料を用意したら、炭酸水洗顔を行います。

1.洗面器に炭酸水500mlを入れ、顔をよく洗います。

2.いつもの洗顔料を炭酸水を使ってよく泡立て、いつも通り洗顔をします。
炭酸水を使用することで、洗顔料の泡立ちが格段に良くなることから、モコモコのへたりにくいしっかりした泡を作ることができるので、普段落としづらい毛穴の汚れや古い角質も優しくスムーズに取り除くことができます。
手で泡立てるのが苦手な場合は、100円ショップなどでも入手できる、泡立てネットを使用するのもお勧めです。
泡立てネットを炭酸水の入っている洗面器にしっかりつけて、洗顔料を馴染ませると、みるみるモコモコの立派なきめ細かい泡が出来上がります。
顔は泡で洗うと言っても、水で泡立てた泡を長時間維持することは大変で、なかなかテレビのCMのようにたっぷりの泡で最後まで洗顔するのは難しいものですが、炭酸水を使用することで、コマーシャルのようなたっぷりの泡で洗顔することが可能になります。

3.たっぷりの泡を馴染ませたら、ぬるま湯でしっかり泡を落とします。

この時も顔にお湯を押し当てるようにして洗い流すように心がけ、絶対に肌をゴシゴシ擦らないことがポイントです。

4.最初に使用した炭酸水で、しっかりすすぎの仕上げをして完了です。

洗顔後のタオルドライも、決して力を入れず、そっと水分を抑えるように拭き取ることを心がけて、炭酸水洗顔の効果を活かしていきましょう。

 

 

炭酸水洗顔が向いている肌タイプは?

●向いているのは?
炭酸水に顔を浸けてみると、炭酸ガスが肌に当たり少しピリピリとした心地よい刺激を感じるものです。ピーリングなどと異なり口にしても安全なもので行うことから、比較的肌質を選ばず誰でも手軽にスキンケアとして取り入れることができることが魅力ですが、炭酸水洗顔に特に向いている肌タイプは、脂性肌です。

 
過剰な皮脂分泌が原因のニキビや毛穴の開き、黒ずみに悩みがちな脂性肌は、毛穴の汚れを落としても、すぐに皮脂が詰まって黒ずんでしまったり、頑固なニキビを繰り返している人が多いものです。
そのため、炭酸水洗顔をスキンケアに取り入れることで、毛穴の汚れや古い角質を落としやすくするだけでなく、過剰に分泌される皮脂もすっきり洗い落とすことができます。
また、最初に炭酸水で顔を洗うことで、毛穴をしっかり開くことができるので、通常の洗顔よりも、毛穴の黒ずみを解消しやすいのもメリットです。

 
毎日行うのが大変な場合は、週に1度でも効果があります。
角質が未熟な10代の思春期ニキビの対策や、表面は皮脂でベタベタだけれど角質層は水分不足のインナードライ肌にも安心して使用することができるので、毛穴の開きや黒ずみで悩む人は年齢を問わず、炭酸水洗顔をスキンケアの習慣にして、頑固な皮脂や毛穴の黒ずみをすっきり解消していきましょう。

 
●向いていないのは?
炭酸水洗顔で刺激を感じやすい肌質は、皮脂分泌の少ない乾燥肌や、角質層があまり丈夫でない敏感肌です。
炭酸水はそれ自体皮脂を取り除く効果があるので、脂性肌と違って普段から皮脂分泌の少ない乾燥肌や敏感肌は、皮脂を取り過ぎてしまう可能性があります。
気になる人は最初は炭酸水を倍くらいの水で薄めて試してみて、肌に刺激を感じないか確認しながら炭酸水洗顔を始めることをお勧めします。

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