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痛い「巻き爪」!何科に行けばいいの?どんな治療法があるの?



巻き爪

歩くたびに足の指に激痛が走る・・・。
それってもしかして、「巻き爪」が原因ではありませんか?
爪が内側を向き、巻いているような状態であれば、それは間違いなく「巻き爪」の症状であり、「整形外科」、「形成外科」、「皮膚科」、「美容外科」などでの治療や手術が必要です。

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巻き爪は爪の病気です

私たちが一般的に呼んでいる「巻き爪」とは、正確には「陥入爪(かんにゅうそう)」という正式名称を持つ、爪の病気です。
それが起こってしまう原因はさまざまですが、特に女性の場合では、「パンプス」や「ブーツ」の中に、長時間つま先を押し込めている状態が続くことがあったり、足の形に合っていない靴を長期間履き続けたりすることで、爪が圧迫され、「巻き爪」の原因となってしまう場合があるんですね。

また、「歩き方の癖」や「スポーツによるつま先の強打」、「水虫」、「肥満」などが原因となる場合もありますが、ごくまれには先天性の要素が原因となっていることもあります。
いずれの場合であっても、「巻き爪」は、放置しておくほどに症状が悪化してしまいますから、早急な処置が必要です。

 

 

「巻き爪」の具体的な治療方法や手術

もっとも一般的に行われている治療方法は「保存的療法」というもの。
この方法は、爪や皮膚の切除手術を行うことはなく、患部に軟膏を塗布し、テープで固定を行うというものです。
これは、軽度の「巻き爪」に対して行われる治療で、重度の症状が起きてしまった場合には「外科的治療(切開手術)」が行われます。

切開手術というと、ちょっと怖い気がしますが、大丈夫です。
「フェノール法」という、皮膚と肉を切り取ることなく、行える手術があるんです。

 

フェノール法の流れ
まずは患部の麻酔を行います。
そして、炎症や疼(疼痛)の原因となっている部分の爪を取り除きます。
そして、「巻き爪」が再発しないよう、「フェノール液」にて焼却処理を行ったのちに、生理的食塩水で洗浄、最後に包帯を巻いて終了です。
この手術に必要な時間は約30分。

ひどい「巻き爪」に悩まされていた方も、この手術を行うことで、再発の恐怖から免れていることがほとんど。
ただし、手術後に麻酔の効果が切れたあとに、しばらく歩行が苦痛なレベルの痛みが出ることがあります。

ですが、ちょっと考えてみて下さいね。
「巻き爪」のせいで、歩行時に苦痛を感じるような、日常の生活に支障をきたす期間が長期になればなるほど、痛みを引きずっての生活を強いられることになるんですよ。
ならば、いっそのこと、治療や手術を受けて、スッキリしちゃいませんか?

 

 

巻き爪手術は保険適用!

この治療は保険適用となりますので、患者さんが負担する費用は両足の手術で、およそ16000円です。
決して安価とはいえない負担額ではありますが、長い目で見た場合、辛い痛みとオサラバできるわけですから、案外安かった!と、思えるかもしれませんよ?

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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