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寝るだけで良いことがいっぱい!成長ホルモンとコレステロールの関係



アンチエイジング

 

成長ホルモンという言葉、よく耳にしますが、いったいどんなものかご存じですか?環境ホルモンとか女性ホルモン、男性ホルモンなどもそうですが、私たちが日常的に目にしない不可思議な物質という感じがしないでしょうか?
そこで今回は、成長ホルモンがいったいどのようなものなのかということについて、今一度ご一緒に見ていきたいと思います。

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成長ホルモンは、成長が終わったら減少する

成長ホルモンはその名の通り、人間の体が子供から大人に成長するにあたり、骨や筋肉を作って身長を伸ばし、代謝をよくするものです。
そのため思春期にかけて分泌量が増え始め、10代後半でピークに達しますが、実はその後も生涯分泌され続けています。
ただしその量は減って、30歳~40歳代ではピーク時の半分以上減少すると言われています。体内のヒアルロン酸やコラーゲンもそうですが、加齢と共に減っていくものって多いですよね。

 

 

逆に増えているものとは?

成長ホルモンとは別に増えているものもあります。さて、それは何でしょう?

それは…
脂肪やコレステロール、肌悩みです。
あまりありがたくない答えでしたね。(笑)

 

 

脂肪やコレステロールはなぜ増える?

なぜこれらが増えるのかというと、代謝が悪くなるからなんですね。
成長ホルモンは体の中のさまざまな物質を、その都度必要なエネルギーに変える働きがありますから、成長ホルモンの減少でこの働きが鈍ります。そうするとエネルギーに変えることができませんから、脂肪が増え、コレステロール値が上がり、肌のターンオーバーが正常になされないことによる肌悩みが出てくるというわけです。

 

 

病気になる可能性もでてきます

また心臓の機能も低下しますから、心筋梗塞や狭心症の危険性も出てきますし、糖尿病にもなりやすくなります。
筋力が低下するので疲れやすく、気分も滅入りやすく、イライラすることも多くなります。
このあたりからウツ状態に陥ってしまうことだってあるんです。

 

 

どうしようもないの?

加齢と共にこういった心身の病気や症状が現れるのは、実はこの成長ホルモンの減少によるところが大きいんですね。
このように徐々に老化現象が現れてくるわけですが…
失望するには、まだ早いですよ!
この成長ホルモン、分泌を促す方法があるのです。さて、それは何でしょう?
それは…
睡眠です。

 

これは、ありがたく自ら進んで実行したい答えですね(笑)
成長ホルモンが大量に分泌される時間帯というのがあるのですが、それを意識したり、質の良い睡眠を得る工夫をすることで分泌が促されます。
グリシンというアミノ酸の一種は眠りを深くするので、これを積極的に摂取するのも効果的ですよ。コラーゲンの構成要素でもあるので、肌に直接良い影響も与えてくれます。
いかがでしたか?目に見えない不可思議な成長ホルモンの必要性をお分かりいただけたでしょうか?

体内のあらゆる機能を正常に働かせて心身を若々しく健康に保つために、この成長ホルモンは欠かせません。もちろん、美容にとっても優秀な働き手です。ぜひこの成長ホルモンを活発に分泌させるべく、あなたの生活スタイルに合わせた対策を実行してみましょう。

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この記事は当ブログのライター「inori」が書きました。

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