肌たるみが起こる原因は?たるみを助長させる!マッサージのし過ぎに注意!
肌たるみが起こる原因は?
年齢と共に気になってくる肌のたるみ。鏡を見ると以前より頬の位置が下がった気がする、と感じ始めると憂鬱になってしまうものですよね。
たるみが出てくると法令線がしわとして定着してきたり、額に横方向にしわが入るようになったり、と更なる悩みもうんでしまいます。
このたるみが起こる原因は、肌内部のコラーゲンやエラスチンという物質が減少してくることです。
コラーゲン・エラスチンは内側から皮膚を支えるスプリングのような機能を持っており、ここがスカスカになってしまうと圧力を跳ね返すことができず、重力によって下方向に引っ張られる、たるみとなってしまいます。
朝目覚めた後、枕や布団の寝痕がなかなか消えない、というのも弾力が低下してきた肌の特徴です。たるみに効くケアは、このコラーゲン・エラスチンを増やすケアです。
肌には3つの層があり、真皮層という場所にある“繊維芽細胞”がコラーゲン・エラスチンを生成しています。年齢肌はこの細胞の働きが弱くなってきます。
この細胞に元気を与え、またコラーゲン・エラスチン生成を促すことがスプリング機能を回復させることにつながります。
エイジングの悩み用の細胞賦活の効果があるクリームを使うことの他にも、漢方で身体全体の代謝をアップさせ、細胞の働きを活性化させることも効果的です。
たるみを助長させる?!マッサージのし過ぎに注意!!
たるみの悩みが気になりはじめた肌を、引き伸ばしたり引っ張ったりするのは、悩みを助長させることになりかねません。
たるみが起こる肌は、例えるなら“伸びきったゴム”のようなもので、引っ張られることに耐性が失くなってきています。圧力を吸収しすぎて跳ね返す力が弱くなっている、とも言えるでしょう。
リフトアップ器具によるマッサージが流行っていますが、方法を間違えると反対に肌負担が大きくなってしまうので注意が必要です。
一日に何回も使用したり、長時間使い続けることは避けた方が無難です。上方向に引き上げていても、伸ばした皮膚が戻らなければそれはたるみになってしまいます。
美容器具を使う際は、使用方法をよく読んで正しく使うことが大事なんですね。マッサージをすればするほど効果が出る!ということでは決してないので、誤解せず効果的なケアをしましょう。