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ネイルデザインで振り返る日本の現代史。流行ネイルの移り変わりと社会背景



ネイル

 

ネイルが日本で施術されだしたのは、約20年ほど前。
ネイルサロンというのが出だしたのもこの頃です。

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お金を出してマニキュアをしてもらうのは贅沢でした

しかし、当時はお金を出してマニキュアを塗ってもらうというのはとても贅沢で、ましてやスカルプチュアのように人工的なネイルを施すのは全く一般的ではありませんでした。

 
当時はスカルプが5万円前後と、今では考えれないほど高価なものだったので、大抵はモデルさんやなど、かなり金銭的に余裕のある人や、ファッションや仕事に関係する人がほとんどでした。

 
その為、アートもかなり派手めの物が多く、長さもかなり長め。
しかし、ネイルの本場アメリカではフレンチネイルや短い爪が主流になっていました。

 

 

ネイルが一般的になったのは約12~13年ほど前

約12~3年前くらいから、少しずつ日本でもネイルサロンも一般的になり、歌手の浜崎あゆみさんなどのネイルファッションが注目され出し、当時の女子大生くらいのおしゃれに敏感な世代を筆頭に、一気にネイルが広まりました。

 
当時は浜崎あゆみさんや愛内里菜さんがそうだったように、かなり長めのスカルプが人気で、形はスクエアと呼ばれる四角い形が多く、アートもかなり派手めで、爪はファションやアクセサリーの一部のように使われ、ネイルピアスなども流行しました。

 

 

ネイルがどんどん派手に!

その後は更にネイルアートの派手さは勢いを増して、「盛り」と呼ばれるような爪とは思えないほどの大きなストーンやパーツなどを固定して留めるような、ゴテゴテのアートが流行。
今思い返しても、ネイル全盛期の派手さだったのでは、、、と感じます(笑

 

 

シンプルネイルに落ち着いている現在

そしてここ5年ほどで短いネイルやシンプルなネイルが流行。
色も単色をランダムに使ったりするデザインが多く、シンプルだけど個性を強くアピールするような、インパクトの強いものも昨今は人気です。
その反面、OLさんなどにはオフィスなどでも問題にならないような、パールや天然石風のストーンを使った上品めのデザインも人気で、ネイルが特別でなく一般のおしゃれアイテムの一つになったと言っても過言ではないでしょう。

 

 

景気とだっションの関係

ファッションと景気は反比例していると言われます。
こう考えると、派手なネイルが流行った頃は景気も底に向かう状態でしたよね。。
しかし、今は少しずつではありますが景気も上がってきていると言われています。
だからシンプルなものが流行っているのかもしれませんね。

 
でもファッションは10年サイクルとも言われているので、また「盛り」のような派手ネイルの時代がやってくるかもしれませんね。

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この記事は当ブログのライター「ネエさん」が書きました。

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