健康な自爪でネイルを楽しむ。ネイルを鮮やかに仕上げるための自爪ケアポイント
ネイルアートを楽しむためには、その土台となる爪が健康でなければなりません。そこでここでは、健康なネイルを保つ方法についてご紹介させていただきます。
長さのお手入れに爪切りは使わない
まずは長さのお手入れについてです。
爪は生きているため、時間が経つと伸びてきます。そうすると、どうにかして爪の長さを整える必要が出てきますよね。
さて、爪の長さを整えるには色々な方法がありますが絶対にしてはいけないのが、爪切りでパチンパチンと切ることです。というのも爪は何枚もの層になってできているため、爪切りを使って勢いよく爪を切ると、その切断面で爪の層が剥がれてしまいます。
そして一度剥がれてしまった爪の層は元に戻りませんので、爪が成長していくにつれて二枚爪になってしまうのです。
そこで爪の長さを整える際には、必ずヤスリを使って爪を削るようにしましょう。そうすることで爪の層が剥がれるのを防ぐことができます。またヤスリを使うと爪の形を微調整することができるため、爪切りを使うよりも綺麗に仕上げることができますよ。
ネイルにもお休みを
いつもネイルをきれいにしておきたい、それは全ての女性の願いです。しかしネイルにもお休みは必要です。
これはジェルネイルにもマニキュアにも共通して言えることなのですが、いつも爪の表面が何かに覆われている状態では、爪が痛んできてしまいます。髪の毛に整髪料をつけたまま、何週間もシャンプーをしない状態、というとイメージしやすいでしょうか。そんなことをすると、髪の毛はボロボロになってしまいますよね。
ネイルに関してもそれは同じで、ネイルアートを楽しんだ後は定期的に“オフ”をして、ネイルを休ませてあげることが大切なのです。
また衛生的な観点からも、定期的にネイルをお休みすることをおすすめします。
何週間にもわたってジェルネイルをしたままにしていると、リフトしている部分から水分や皮脂が侵入し、爪にカビが生えてしまうこともあります。そのため、長くても2週間に1度はネイルをオフし、爪表面のお手入れをすることが大切なのです。
ネイルを楽しむために自爪を大切に
ネイルアートを楽しむために、そして健康な爪を楽しむために何よりも大切なのは、「自爪を大切にする」ということです。
マニキュアをしっかりとオフしないままに次のマニキュアを塗ったり、正しいオフの仕方をしないでジェルネイルをベリベリと剥がしたりしていると、爪はどんどん傷んでしまいます。
一度痛んでしまった爪や薄くなってしまった爪は、残念ながら元に戻りません。再び伸びてくるのを待つしかないのです。
また爪が薄くなってしまうと、UVライトやLEDライトの熱に耐えられなくなり、健康な爪が生えてくるまではジェルネイルをすることができなくなってしまうこともあります。
思う存分ネイルアートを楽しむためには、その土台となる自爪を大切にすることが必要不可欠であるというわけですね。