ベースジェルの塗り方と注意すべき点~セルフジェルネイルのポイント2
次は実際にジェルを塗っていきます。1番最初に塗るのは「ベースジェル」です。これはマニキュアで言うところの「ベースコート」になります。
マニキュアもベースコートを塗るのと塗らないとでは仕上がりが全然違いますが、塗らなくても別にいいものですよね。しかしジェルの場合は必ずベースジェルを塗らないといけないシステムになっていますので、まずはベースジェルの塗り方をマスターしてください!
ジェルネイルの仕組み
ジェルネイルというのは、UVライトという微量の紫外線を当て、化学反応を起こすことによりジェルが固まるという仕組みになっています。ジェルが密着できるのは爪の上だけで、皮膚の上には密着しません。ジェルを塗って行く際、甘皮の上にジェルが乗ってしまったり皮膚の上に流れてしまうとそのまま固まってしまい、その後すぐに剥がれてきてしまいます。
皮膚の上に乗っているジェルだけが剥がれてくれれば良いのですが爪の上のジェルも一緒に剥がれてきてしまうんですね。これはかなり高度な技術を要してしまいますが、ジェルを塗る時は皮膚に流れないよう細心の注意を払う必要があります。
ジェルが皮膚に流れてしまったら必ずウッドスティックなどで皮膚の上に流れたジェルを綺麗に取り除くか、一度全部ふき取って再度塗りなおすようにしてください。
ジェルネイルの3ステップ
ジェルネイルはまずベースジェルを塗ってUVライトに当て固める、その上にカラージェルを塗ってライトに当て固める、そして最後の仕上げにトップジェルを塗って固めます。トップジェルが固まり、専用の液で表面をふき取ると完成です。
この3点セットを必ずしないとジェルは仕上がりません。この三段階の中でも最初のベースジェルが完成度を1番左右しますのでがんばってマスターしてくださいね!
塗ったらライトで固めていく
皮膚に流れないよう、細心の注意を払いながらベースジェルを塗り終えたらUVライトで約1分ほど固めます。(ライトの種類により時間は異なる)ジェルは一気に片手5本を塗ってライトで固めるのが基本ですが、初心者の方は1本ずつ固めて行く方がいいかもしれません。5本塗っている間に、最初にジェルを乗せたところが皮膚に流れる可能性がありますので……。(汗)
ジェルは一旦固まってしまうと流れませんので、ジェルを一本塗ったら即固める。というのをするといいと思います。
既定の1分を守らなくても30秒くらいで「仮止め」というんですが半固まりくらいの状態にしておくことも可能です。そうすれば次の指を塗っている間に最初の指のジェルが流れる心配もありませんね。
ただし、ジェルの種類によっては、ライトの当てすぎによりジェルが浮く原因になるものもありますので最初に説明書を必ず読み、使用するジェルの特徴や注意点を理解した上で試してくださいね。
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