> >

ハーブティとしても愛されているカモミール・ローマン。カモミール・ジャーマンとの違い



アロマテラピー

 

カモミールといえば、気持ちを雄つつかせてくれる甘いリンゴのような香りのハーブですよね。
心地よい眠りを誘うアロマとして、アロマテラピーでも人気の高いものだったりします。
しかし、カモミールと名前がつくアロマは、主に二種類あり、同じキク科の植物なのですが、含有する芳香成分も違うため効能も違ったりします。

スポンサードリンク


 

 

主成分はエステル類

多年草でハーブティーとしてなじみ深いアロマがカモミール・ローマンです。
もう一つのカモミール・ジャーマンよりも、香りの爽やかさが強い香りと一般的に言われています。
カモミール・ジャーマンよりも青りんごを思わせる甘酸っぱい香りですが、同時にハーブ系のアロマに特徴的な青臭さのあるアロマです。

どうして、カモミール・ローマンの方がさわやかな香りがするかというと、主成分がエステル類だからです。
エステル類は、鎮静効果や消炎作用があるので、メンタル面で悩みを抱えているような時気持ちを励ましてくれる作用があります。
気分転換のよいきっかけになったり、不安感やイライラとした焦燥感を軽減してくれるため、欧米でカウンセリング治療に使われたりもするんですよ。

 

 

欧米では子供にも用いられるハーブです

さらに欧米では、ハーブガーデンによくあるハーブとして親しまれています。
子どもにも使えるアロマで、むずがる子どもをなだめる時や、寝つきの悪い子に使ったりもします。
もちろん、ハーブティーとして、消化を助けたり、安眠を誘ったりする効果もあります。

また、カモミール・ローマンのアロマは、美容にも効果抜群なんです。
肌荒れのほか、乾燥肌の人にもニキビ肌の人にも使えます。
抗炎症作用が強く、リラックス効果も高いので、スキンケア用のローションなどに利用するとその効能をしっかりと感じることができるはずです。

 

 

香りが強いのも特徴

相性の良いアロマとしては、かなり香りが強いアロマなので、イランイランやジャスミン等、フローラル系の中でも濃い香りのものが挙げられます。
ハーブ系のアロマだと、香りの濃度が高いメリッサや、いろんなアロマに合わせやすいラベンダーも相性抜群です。
美容効果を高めたい方には、ほんのりとローズの香りが漂うパルマローザなんかとブレンドするのもおすすめです。
パルマローザは、収れん作用などがあり、しわ防止などアンチエイジング効果が期待できます。

ただし香りが強い分、少量でもその効果が大きいので、使いすぎないように注意が必要です。
特に子どもに使うときは、薄めの濃度を心がけ、妊娠初期の妊婦さんも使用を控えた方が良いアロマだったりもします。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

Comments are closed.