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歴史にも名を残しているサイプレス。ウッディな香りが日本人の心を落ち着かせます



アロマテラピー

 

アロマテラピーの力を借りたいなという時、誰もが気持ちをリフレッシュさせたり、リラックスさせたりしたいものですよね。
それゆえ、歴史的に古くから愛用されてきたアロマも数多くあります。
例えば、日本でも海外でも有名なアロマの一つにサイプレスがあります。

サイプレスというと、耳慣れないかもしれませんが、和名はイトスギといいます。
常緑の針葉樹でまっすぐのびる木ですね。神社なんかにも沢山あります。

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宗教や文化との関わりが深いアロマ

サイプレスは、古来から宗教や文化と密接に関わっているアロマです。
サイプレスを神聖化していたキプロス島の名前の由来になっているほどです。
古代エジプトやローマでも、神や死と関わるものとして、崇拝されていました。
また、サイプレスの木は腐食しにくいので、建築の材料にもなっていますし、ヨーロッパでは、墓地の周辺に植えられていることが多いです。
キリストが張りつけにされた十字架が、この木で作られたという伝説もあるんですよ。

 

 

香りはヒノキに似ています。日本人は落ち着く香りだと思いますよ

サイプレスは、ヒノキの近縁種なのでヒノキに似た香りがします。
ウッディ―な香りで気分をすっきりさせてくれるアロマです。
気持ちを引き締めて、冷静な判断を下せるような気持にさせてくれます。

 

 

ルームスプレーにもピッタリです

また、デオドラント効果も高いので、沐浴やスプレーなどで使うのも良いですね。
スプレーで部屋中に香りを漂わせると、手軽にサイプレスの効果を実感することができます。
実はホルモンバランスを整える作用もあるので、更年期の何となく元気が出ない時に嗅ぐのもおすすめです。
いろいろなものを鎮静させる作用が高く、汗を抑えてくれるだけでなく、皮脂の分泌も調整してくれるので、ニキビ肌や脂性肌の人にも使えるアロマです。

 

 

サイプレスはよく「森林の香り」と言われます

香りの特徴としては、森林の中を歩いているような新鮮な樹木のような感じです。
揮発度もミドルノードなので、香りの強さも中程度です。
意外に相性の良いアロマも多いです。

 

香りの楽しみ方例

例えば、オレンジスイートやグレープフルーツなどのシトラス系のアロマとブレンドすることで、リフレッシュ効果を高めることができます。
ただ、シトラス系のアロマは、トップノードで香りが飛びやすいのが難点です。
従って、香りを長時間楽しむためには、サンダルウッドやベンゾインなどのベースノードのアロマを加えると良いです。
サンダルウッドもビャクダン科の植物ですし、同じようなウッディ―系のパインニードルなんかのアロマとの相性も抜群です。
また、ハーブ系のアロマなら、クラリセージやヒノキ科のジュニパーベリーといったアロマとのブレンドもおすすめです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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