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アロマテラピー初心者を卒業したい方に覚えて欲しい精油。香り高いアロマのマートル



アロマテラピー

 

アロマテラピーの勉強を始めると、検定試験に出てくるようなオーソドックスなアロマのことにはすぐに詳しくなれます。
しかし、それに慣れてくるといままで知らなかったアロマについても知りたくなってくるものです。
アロマに慣れてきたかな?と思えた人には、まず扱いやすい中級レベルのアロマを学習してもらいたいものです。
初心者から一歩抜け出そうとしている人におすすめの一つが、マートルというアロマです。

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日本では銀梅花と呼ばれているマートル

マートルは北アフリカやイランが原産の常緑低木で、温暖な地域では生垣にも利用されるようです。
主な産地は、チュニジアやモロッコですが、オーストリアのものも有名です。
フトモモ科の植物で、葉から精油を抽出します。
直径3cmくらいの白い花を咲かせます。
マートル自体は、葉だけでなく、花も果実もいずれも香りが強い植物であり、スイートマートルとかイワイノキといった別名をたくさん持っています。
日本では、梅に似た白い花が咲くことから、銀梅花と呼ばれていたりもするんですよ。

 

 

催淫作用、鎮静作用に優れています

古代ギリシャ・ローマの時代には、愛と美の神で知られるアフロディーテの木として親しまれていましたし、古代エジプト人もこの木を愛や繁栄を象徴するものと認識していました。
その香りは催淫剤として用いられていたようです。
現在では、鎮静作用が高いことが知られており、心を落ち着かせて安眠を誘うアロマとして理解されています。

 

 

樹木系なのにハーブのような香り!

樹木系の香りですが、フレッシュなハーブのような印象を持つ人が多いです。
揮発度は中程度で香りの強さも中くらいなので、いろんなアロマとの相性も良いアロマでもあります。

 
ユーカリに似た作用があり、鼻づまりや気管支の痛みを和らげる効果もあります。
そのうえ、アロマ自体の香りがおだやかなので、子どもや香りに敏感な人でも安心して使えます。
刺激も少ないので、敏感肌の人にもおすすめです。
敏感肌の人は、ニキビや吹き出物に悩まされることもありますが、マートルには抗炎症作用もあり、肌の不調の治りを促してくれます。

 
使い方としては、感染症予防のためにボディオイルとして活用するのがおすすめです。
同じく感染症予防に効くティートリーなどの樹木系アロマとの相性も良いですよ。
感染症予防だけでなく、免疫力を高めてくれるものとして、ローズウッドとブレンドするのもおすすめです。
また、シトラス系なら、レモンやベルガモット、ハーブ系なら、スペアミントやラベンダー、ローズマリーといったすっきりとした香りのアロマとの相性も良いとされています。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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