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海のような青を持つ精油「ヤロウ・ブルー」1ミリリットル 2,500円以上することも!



アロマテラピー

 

初心者が学ぶアロマの多くは、無色透明だったり淡いクリーム色のものなど、あまり色の濃いエッセンシャルオイルは出てきません。
しかし、植物から直接取り出しているアロマなので、中には赤いものや青いものもあります。
その中でも深く美しい青い色のアロマとして知られるのが、ヤロウ・ブルーです。

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海のようなブルーの精油

アズレンブルーと呼ばれる深い青色は、ヤロウ・ブルーの主要成分の一つであるカマズレンによるものです。
カマズレンは抗ウイルス・抗炎症作用の強い成分であり、風邪の予防や筋肉痛の解消などにも役立つと言われています。
また、女性ホルモンへも働きかけてくれるアロマでもあり、月経痛や生理不順といった女性特有のトラブルにも有効なんですよ。

 
それに、極度の緊張から心を解きほぐして、気持ちを奮い立たせるような心への働きもあるハーブなんです。
抗炎症作用もあって、すり傷やあかぎれの手当てに使ったりもします。

 

 

ギリシャ神話にも出てきます!

歴史的にもヤロウ・ブルーは古くから知られていて、ギリシャ神話の中でトロイア戦争の時にアキレウスが兵士の怪我の治療に使ったと伝えられています。
ヨーロッパでは、この葉っぱに悪霊を払う力があるとされ、魔除けやお守りに使われてきました。
ハーブティーとしても広く親しまれており、海外の人にとっては身近なアロマといえます。

 

 

女性のマッサージオイルにピッタリ

アロマの精油はヤロウ・ブルーの花と葉から水蒸気蒸留法で抽出されるため、さわやかさとともに甘さも加わったハーブの香りだと認識する人が多いです。
揮発度はミドルノードで香りもやや強めですが、婦人科系の不調に対応するためにマッサージオイルに使用するのをおすすめします。

 
相性が良いアロマとしては、同じく女性特有の不調に効果があるクラリセージ、ジュニパーベリーやローズマリーなどのすがすがしい香りを持つハーブ系のアロマがあります。
また、レモンの香りとの相性が抜群なので、レモンのアロマに香りが似ている、バーベナやメリッサなどのハーブとブレンドしてもフレッシュな香りを楽しむことができます。

 
少し変わった組み合わせとしては、アンジェリカという植物の根っこから精油を抽出するアンジェリカルートというアロマとの相性も良いです。

 

少々オリエンタル感が強い精油でもあります

ただし、アンジェリカルートの香りは、基本的にハーブ系なのですが、ムスクのようなオリエンタルな複雑な香りをしているので、アロマテラピーに慣れてきてから取り入れると良いと思います。
沈んでいる気分をゆったりとした気分に変えてくれるので、月経前後に使うのも一つの手です。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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