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ヨガのポーズが生み出す本当の効果とは?~身体の知性って何だろう?



ヨガを通して、体の持つ知的能力を開発することができます。

 
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以前、ヨガのアーサナ辞典のような本を読んでいたところ、「アーサナ(ポーズ)の練習をすることによって、知性と感性を伸ばすことができる。」と書かれている一文を見つけました。その頃はヨガの初心者でしたので、体が変化することは理解できるが、なぜ知性と感性が関係あるのだろうと不思議に思ったものです。


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ヨガは瞑想をするために行うものですから、知性と感性を開発することに役立つということが、今はわかります。心が安定して、物事がありのままに見えるようになりますし、感性も研ぎ澄まされてゆきます。
それ以外に、ヨガを続けるうちに、自分の体の感覚が変わってゆくという面があります。自分の体で感じ取れることが多くなり、身体の性能がバージョンアップされるようなものです。

 

体の内側を感じ取れるようになる

具体的に言うと、自分の内臓や骨、筋肉の具合、血流がスムーズかどうかなどが、自分でわかるようになるということです。ヨガを行いながら体の内側の変化を観察する習慣がつくので、具合の悪いところがあればすぐに気づくのです。これ以上の病気予防法があるでしょうか。毎日、自分で健康チェックができるのです。気の流れも感じられるようになれば、ヨガ上級者になると気を調子のよくないところへ集めて手当てができるようになります。

 

体の動きが機敏になり、気を回しやすくなる

体をよく使う人は、気の使い方も上手だったりします。ヨガでは、背骨の血流をスムーズにしますので、心が安定して人へ気遣いできる余裕が生まれます。また、腰のコリが取れるようになると決断力がつき、動作も速くなります。こうした体質をつくるには、「弓のポーズ」や「アーチのポーズ」などの腰を反らすポーズがおすすめです。

 

体の外の世界との関係に敏感になる

ヨガで直観力が冴えると、外の世界に対して細やかな反応ができるようになります。「背中に目がついている」というような表現がありますが、感覚でとらえることのできる情報量と精度が増すのです。自分と自分の周りの世界との関係性をよく理解できるということは、大人としての必須条件です。(自分の世界しかないのが子供です)自分の外の世界を感じ取り、その感じ取ったものを自身の頭の中で更新していくことで人は成長してゆきます。ですから知性とは感性のことなのです。知識をいくら並べても、感じ取れなければ変化することができません。

 
体は鍛えただけ結果が出るものですし、年齢を重ねても、知性と感性はずっと成長し続けます。体の性能が変わることで、内にも外にも広がる世界が大きく豊かになるなんて楽しいことですよね。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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