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色と香りは花そのもの!不安な心に効く「神の花」カーネーションの精油



カーネーション
アロマテラピーは、ハーブなどの植物と密接に関わっています。花や葉、はたまた根っこ等から精油はとられています。


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従って、身近に知っているものがアロマとして活用されていることも多いんですよ。

 

昔から広く愛されてきたカーネーションのアロマ

花から抽出されるアロマとして、カーネーションもよく利用されています。カーネーションは、花の揮発性有機溶剤抽出法で採油されているので、ほとんどカーネーションの花本来の香りを楽しむことができます。ヨーロッパから西アジアにかけての地域原産の多年草です。同じように精油が抽出されるものにローズが挙げられますが、観賞用と精油抽出用の区別がないのがカーネーションの特徴だったりします。

実は、カーネーション栽培の歴史は古く、古代ギリシャのテオフラストスの『植物誌』に出てくるほどです。学名自体が「神の花」を意味しており、尊い花として扱われてきたようです。

 

カーネーションの精油の特徴

精油は、花の香りを凝縮させるので、カーネーションのアロマはとっても濃厚で、ややスパイシーさも併せ持っています。ほかの精油との相性も良く、奥行きが出ることから、香水やフレグランスにも多用されてきました。精油自体の色も、花の色から想像されるような濃いオレンジから茶色がかった珍しい色をしています。ただ、多年草なので原料自体は豊富なのですが、採油率が大変低く、高価で貴重なアロマとして知られています。

 

カーネーションのアロマの特徴

幸福のシンボルとしても親しまれるカーネーションですが、アロマとしては、消化を促進してくれる作用があります。おなかにたまったガスも排出してくれるんですよ。気分もすっきりしたり、不安を取り除いてくれるアロマでもあるので、ちょっとストレスを感じた時は、フレグランスをひとふきするといいかもしれません。

 

カーネーションと相性の良いアロマ

相性が良いアロマとしては、同じフローラル系のイランイランやローズなどがおすすめです。女性らしい気分を味わいたい時にぴったりですね。また、濃密なミドルノートのアロマなので、トップノートの柑橘系と合わせても、香りを楽しめるのも魅力です。レモンやオレンジ・スイートをブレンドすれば、リラックス効果を期待できます。

また、カーネーションには、抗菌・鎮静作用があるため、同じ作用があるベチバーとのブレンドもおすすめです。地に足をつけるアロマとして知られるベチバーとの組み合わせなら、緊張をほぐして、心に安心感を与えることができます。

 

カーネーションの精油を使う際の注意点

ただ、肌への刺激が強いアロマとして知られているので、肌に直接つけるような使い方は避けましょう。具体的には、沐浴やトリートメント、温湿布等です。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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