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スキンケアにオススメ!個性豊かなキャリアオイル3種類とその特徴



敏感肌
前回はマッサージサロンなどでよく使われる代表的なキャリアオイルを3つご紹介いたしました。

前回の記事はコチラです。「アロママッサージオイル作りに!代表的キャリアオイル3種類とその特徴」


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今回は使用頻度ほどそんなに多くはないものの、主にスキンケアに優れた効果を発揮してくれるキャリアオイルについてご紹介しましょう。

 

1.オリーブオイル

科名:モクセイ科
成分:オレイン酸(約70%)、ビタミンA・D・Eなど
効果:肌荒れ・くすみ予防など

 

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルといえばイタリアン料理でよく使われるのでなじみのある方が多いでしょう。香りも何となく想像できると思います。
オレイン酸という成分を多く含み、皮脂の構成成分で肌荒れやくすみを予防するはたらきがあります。フェイスマッサージの他、クレンジングオイルとしても使うことができます。
オレイン酸は生活習慣病の予防、悪玉コレステロールの減少や便秘の予防など体にも様々な効果をもたらしてくれます。
料理でオリーブオイルを使うことがヘルシーだといわれるのはオレイン酸の効果によるところなのですね。

 

2.ココナッツオイル

科名:ヤシ科
成分:ラウリン酸(約50%)など
効果:紫外線による皮膚ダメージ防止など

 

ココナッツオイルの特徴

ココナッツという植物はみなさん結構なじみがありますよね。ヤシ科植物で果肉から圧搾法で抽出されるのがココナッツオイルです。ヤシ油ともいいますね。
約6~7割は石けんやシャンプーなどの原料として使われることが多く、食用として使うことが少ないようです。
ココナッツオイルは本当にオイルなのかと疑うほどさらっとしたテクスチャーでスプレーとしても使えるほど水に近い使い心地です。
また紫外線を約20%程度カットするはたらきを持っているのでサンオイルの原料にも使われます。
市販の日焼け止めほどの効果は期待できないものの、ちょっとしたおでかけにはココナッツオイルを軽く塗って日焼け対策として使うのもいいですよ。
こういう特徴を持つため、マッサージより、ヘアケアやスキンケアに適していると思います。
アロママッサージのオイルのベタつきがどうも気になるという方にはココナッツオイルをベースとしたヘアケアスプレーやボディースプレーなどを作ってみてもよいでしょう。

 

3.マカデミアナッツオイル

科名:ヤマモガシ科
成分:パルミトレイン酸(約20%)、オレイン酸、ビタミンA・B・E
効果:肌の老化防止

 

マカデミアナッツオイルの特徴

マカデミアナッツオイルの約20%を占めるパルミトレイン酸とは、加齢とともに、人間の皮膚の老化と深く関わる脂肪酸と一緒に減少していきます。
パルミトレイン酸を多く含んでいるということは、それだけ肌の老化を防止する効果があるといえるのです。
パルミトレイン酸を含んでいる植物油はマカデミアナッツオイル以外には存在しません。
まさに「若返りのオイル」と呼ばれる優れものオイルです。また、たいていの肌質の方に使えるので、美肌マッサージのために、肌の老化やたるみを予防する作用をもつゼラニウムやフランキンセンスなどのキャリアオイルとして適していると思います。

 

キャリアオイルは用途を考えて選んで

キャリアオイルについて2回に分けてご紹介してきましたが、今までご紹介したキャリアオイルはいずれもアロマ専門店で取り扱っています。

また、いずれも特にお値段にバラつきはないのでご自分の肌質を考慮しつつ、どういう用途(例えば美肌マッサージに使いたい、ヘアケアに使いたいなど)で使いたいか、またテスターで実際にオイル自体の香りや感触をお確かめになってご自分に合うオイルを選んでくださいね。

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