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眠る前のリラックスタイム:自然の抗うつ剤ベルガモットの精油で芳香浴



アロマテラピー
現代社会に生きる人は様々なストレス、悩みを抱えている人がほとんどです。
うつ病とまではいかないけど、何となく憂鬱な気分のする日が続いたり、気乗りがしないなど、「プチうつ」という状態の人が多いといわれています。


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寝る前に今日1日の出来事を振り返ることってありませんか?
振り返っているうちに考え事をしてしまったり、憂鬱な気分になってしまい寝付けなくなることって結構あると思います。また、会社で嫌なことがあるとイライラすることもありますよね。
こういう気持ちになった時、夜寝る前にベルガモットの力を借りてみてはいかがでしょうか?

 

1.ベルガモットってどんなもの?

ベルガモットはオレンジやグレープフルーツと同じくミカン科の柑橘植物です。
「ベルガモット」という名前はこの植物の木が初めて栽培されたイタリアの都市「ベルガモ」に由来していると言われています。名の由来通り、主にイタリア含め地中海沿岸で栽培されています。果皮の表面はオレンジのようにでこぼこしていますが、色はどちらかというとグレープフルーツの果皮に近いです。
紅茶がお好きな方はアールグレイの風味づけで使われているので聞いたことがあるかと思います。

ただし、他の柑橘系植物と違って食用の植物ではなく精油としてしか使われません。
強い光毒性(紫外線を浴びることでシミや火傷などの皮膚ダメージを与える性質)を持っているのでマッサージオイルで使う場合は極めて低い希釈率で使用するよう注意してください。できればマッサージではなく芳香浴でお使い頂く方が良いです。

 

2.ベルガモットは自然の抗うつ剤

強い光毒性を持っているなどと書くとベルガモットって結構危ない植物なの?と思われるかもしれません。
しかし注意して頂きたいのはマッサージオイルとして肌に身につけるときであって、芳香浴でお使い頂く分には何の心配もありません。
実はこのベルガモットは自然の抗うつ剤と呼ばれているのです。

ベルガモットに含まれる酢酸リナリルという成分は心や体をリラックスさせる作用を持つ成分です。
ベルガモットは特にこの酢酸リナリルを多く含む植物です。リラックス作用の高い精油としてはラベンダーが有名です。ラベンダーは約30~40%の含有率ですが、ベルガモットはそれに続き約30%もの酢酸リナリルを含んでいます。ここまで多くの酢酸リナリルを含む植物はそんなに多くはありません。
ちなみに同じ柑橘系植物であってもオレンジスウィートやグレープフルーツには酢酸リナリルは一切含まれていません。

ベルガモットの香りはオレンジスウィートと似ていますが、じっくり香りをかいでみるとベルガモットの方がより深みのある香りであることがわかると思います。オレンジスウィートが子供の香りと例えるならば、ベルガモットは大人の香りといえるでしょう。少し濃厚な感じですね。

 

3.リラックスできる環境を作りましょう

職場などで慌ただしく過ごす昼間はなかなかリラックスできる時間は確保できないですよね。
鳴り響く電話の音や書類やファイルに囲まれるような空間に長時間過ごしていると、目や肩が疲れますし、知らず知らずのうちにストレスを抱えることになります。

ご自宅で家事に専念されている方も環境こそ違えど、洗い物に洗濯、買い物や食事作りをしているうちにリラックスできる時間などなくなってしまったという方も多いでしょう。
せめて夜だけでもリラックスできる時間は確保したいものです。

 

ベルガモットの香りで芳香浴

普段は白熱灯の中で過ごしていても、夜寝る1時間前ぐらいは目にあまり刺激がなくほどよい眠りを誘うといわれている間接照明に切り替えてみることをオススメします。
アロマランプやアロマディフューザーをお持ちであれば、それのライトを間接照明として使うのも良いですよ。

そして芳香浴にはアロマウォーマー(キャンドルの火の熱で香りを拡散させる)を使うのが理想ですね。
キャンドルの火がもつ「1/fゆらぎ」のリズム(川のせせらぎやそよ風などの自然のリズム)を眺めつつ、キャンドルの火でじんわりと立ちこめてくる濃厚なベルガモットの香りを楽しんでみましょう。
静かなBGMを流すのも良いですね。
ソファやベッドなどに寝そべったり、ストレッチなどをしながらリラックスしましょう。
くれぐれも火の消し忘れにだけは十分にご注意ください。

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