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アロマテラピストなら1度は行ってみたい精油工場見学!北海道と奈良県の見学スポット



アロマテラピー

 

精油は主にどのような方法で製造されるのか。
圧搾法については何となくイメージはわくかもしれませんが、精油製造において最もメジャーな方法である水蒸気蒸留法については文章だけで説明してもよくわからないかもしれません。

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百聞は一見に如かず!

実際に精油を製造しているところを見てみましょう。
国内には海外と比べると精油生産されている場所は少ないですが、観光地の一つとして有名な場所もありますので旅行のついでに気軽に立ち寄ってみてください。

 
小学生の頃、パン工場見学などの社会見学に行ったことはないでしょうか?
アロマに興味がなくても何かの製造工程を見るのが好きという方にも楽しめる光景です。
いくつか見学スポットをご紹介いたしましょう。

 

 

日本で唯一のラベンダー精油生産地。果たしてどこでしょうか?

アロマ専門店で販売されているラベンダー精油は大半がフランス、次いでブルガリアなどのヨーロッパで生産されています。
しかし、実は日本でもラベンダー精油が生産されていることをご存知でしょうか?

 
日本、ラベンダーというキーワードで思い浮かぶのは北海道は富良野市ですよね。
毎年6月頃になると美しいラベンダー畑を見ることができます。
さて、その富良野市に「ファーム富田」という農場があります。
北海道旅行の経験がある方は一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。

 
道東方面の旅行ツアーではたいていファーム富田が旅程の訪問先として含まれていることが多いですね。
このファーム富田でラベンダー精油の生産が行われているのです。
しかも日本で唯一のラベンダー精油生産地です。
ラベンダーは高温多湿を嫌う性質があるので、北海道を除く温帯気候の本州以南ではまず栽培することはできません。

 
ファーム富田の中に「蒸留の舎(いえ)」という場所があり、ここでラベンダー精油製造風景を見学することができます。
しかし、ラベンダーのシーズンでない11月~4月はクローズされていますのでご注意ください。
ファーム富田公式サイト

 

 

建材として高級なヒノキ。ヒノキといえばここ

ヒノキが生息しているのは日本と台湾程度だといわれています。
世界的に見るとかなり貴重な木といえますが、日本人には古くからなじみのある木です。北海道や東北地方を除けばほとんどのエリアでヒノキを目にすることはできます。
温泉街へ行けば「ヒノキ風呂」なんていうのもありますよね。
日本では建材としてはどの木よりも高級で、神社や寺院を建てるのによく使われるヒノキ。
日本の古都の一つである奈良県に存在する歴史的建造物の大半がヒノキで建設されています。
飛鳥時代に聖徳太子が建立したとされる法隆寺もヒノキが建材となっています。

 

奈良県吉野町 喜多製材所

奈良県は吉野町に「喜多製材所」という大きな製材所があります。
木材の出荷にとどまらず、ヒノキの割り箸やまな板、石けん置きなどの加工品の製造も手がけています。
それらと並行してヒノキの精油製造が行われています。無垢材が原料として使われ、製造工程で作られた芳香蒸留水(フローラルウォーター)もあわせて販売されています。

 
ヒノキの精油製造に限らず、木材加工の様子など丁寧に説明してくださるところです。製材所にいながらヒノキの香りに包まれているので森林浴を浴びているような感覚になります。
残念ながら公式サイトというものはないので、工場見学に行きたい場合は、問い合わせをなさってくださいね。

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