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ラベンダー精油が万能な理由。アロマテラピー初心者もベテランもみんなストックしてる?



アロマテラピー

 

アロマを始めたての方も、趣味として定着されている方でもラベンダー精油をご自宅にストックされている方は結構多いのではないでしょうか。

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ラベンダーの人気の理由は何と言っても万能性の高さ

心をリラックスさせる作用、筋肉痛や腹痛、生理痛、腰痛などを和らげる鎮痛作用、日焼け後のケアややけどなどを和らげる効果など、心・体・肌にあらゆる作用をもたらしてくれるのがラベンダー精油です。
今回はラベンダーの基本的なお話の他、数々の作用の中でも特に高いリラックス作用に着目したお話をしたいと思います。

 

 

ラベンダーとはこんな植物

ラベンダーはシソ科の植物です。春から初夏にかけて薄紫色の花びらをつけたラベンダーがきれいに咲き乱れる様子を見たことのある方も多いと思います。
高温多湿に弱いので日本では主に北海道で生息しています。富良野のラベンダー畑がとても有名ですよね。
上富良野町、中富良野町、ニセコ町ではラベンダーが町花に指定されています。

 
ラベンダーはヨーロッパを中心に品種改良が多く行われたこともあり、同じラベンダー精油でもフランス産、ブルガリア産など複数の産地が原産地となっているものがあります。
どちらが良いということはないですが、どちらかというとフランス産の方が品質が良いといわれていることが多いですね。

 

 

高いリラックス作用

ラベンダーといえばリラックス作用の高い精油だというイメージをお持ちの方が多いでしょう。
ラベンダーの主成分は酢酸リナリルという成分です。この成分は交感神経の興奮を抑えるはたらきがあります。いわゆる鎮静作用をもたらす成分ですが、少量では効果は薄く、濃度が高い場合に効果を発揮する成分です。ラベンダーには約40%近い酢酸リナリルが含まれています。
いくつかの精油と酢酸リナリルの含有量を比較してみましょう。

・クラリセージ(59%)
・プチグレイン(41%)
・ラベンダー(39%)
・ベルガモット(29%)
・ネロリ(6%)
・マジョラム(2%)

 
そもそも酢酸リナリル自体を含む精油はかなり少ないです。
含有量こそクラリセージやプチグレインに少々劣っていますが、クセのない香りなのでアロマ初心者の方にとっても取っ付きやすい精油です。
また、ラベンダーと相性のいい精油が非常に多いです。上に挙げたラベンダー以外の精油とブレンドすれば更に高いリラックス作用をもたらしてくれます。
ラベンダーの香りに包まれながらお風呂にしばらくつかっているとほどよい眠気に包まれてとてもリラックスできますよ。

 

 

リラックス作用だけではない万能精油

ラベンダーの持つ作用はリラックスだけにとどまりません。
精油は原液で肌につけるのは御法度なのですが、実はラベンダーに限っては原液を肌につけても良いといわれています。

 
1931年頃、フランスのルネ・モーリス・ガットフォセという化学者が実験中に火傷を負い、とっさにラベンダー精油の原液に患部を浸したところ、火傷が徐々におさまっていったという話があります。
この例にあるようにラベンダーには癒傷作用も持ち合わせています。

 
また、筋肉痛や肩こり、神経痛をやわらげる鎮痛作用、殺菌作用も持っており、心身ともにいろいろな症状に利用できる万能精油といえます。

 
前述のとおり、クセがなく甘い香りなので、ルームスプレーやルームフレグランス、洗濯時の香りづけなど幅広い用途に使うことができます。
精油には体調によって使ってはいけないものが数多くありますが、ラベンダーはそのような制限事項がなく、肌への刺激も弱いので少量であればお子様やご高齢の方にも使うことができます。

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