心地良い睡眠導入のためのアロマテラピー。アロマオイルで眠るための準備を
睡眠とは 脳や身体の疲労を回復し、生活リズムを整えるために必要不可欠なものです。
寝室にいき眠れないからといって睡眠剤を服用するのではなく寝室に入る前から より良い睡眠のために準備をしておく必要があります。
どんな準備が必要でしょうか?日頃の習慣を少し見直すだけでガラリと変わった生活が待っているかもしれません。身近に香りを感じる生活に変えてみませんか。
睡眠のメカニズム
脳内の生物時計に合わせて脳の松果体から眠気を促すホルモン=メラトニン(睡眠ホルモン)分泌させて睡眠を生じさせます。
目覚める時は光を感じることにより生物時計がリセットされ睡眠は終わります。
眠りと目覚めをコントロールする法則
一日を単位とするサーカディアンリズム(概日リズム)
地球の自転によって起こるリズムの事を言います。
地球上の生物はこの生物時計をもっており、生まれつき備わっているものでそれほど簡単に狂いません。自律のリズムを作っています。
サーカディアンリズム(概日リズム)を整えましょう。
アロマテラピーを使ったアプローチ
朝はなるべく朝日を浴びましょう
起床して体温が上がり活動的になります。
窓を開け換気をし、芳香浴法としてルームスプレーを作り、カーテンなどシュッとひと吹きしてみてはいかがでしょうか。
おすすめ精油
≪ローズマリー≫
すがすがしい、清涼感のある、やや強い香りです。
主な成分として1.8シネオール・カンファーなどがあります。目覚めなど活力与えてくれそうな香りです。
その他
≪ティートリー・ペパーミント・ユーカリ・グレープフルーツ≫など。
昼食後は、程よく休息を取りましょう
15分だけ休息を取るだけでも、午後からの仕事や生活にメリハリが出てきます。
昼寝ができない場合でも手浴をしたり首筋などを温めたりする方法もあります。
あまり長時間休息を取るとリズムが崩れますので15分程度を目安とし、その後は覚醒効果のある精油を使い気分をリフレッシュさせましょう。
おすすめ精油
≪レモン≫
酸味のあるフレッシュな香りです。主な成分としてリモネンシトラールが含まれます。爽やかさの中にキリッとした甘さのある香りです。
その他
≪ローズマリー・グレープフルーツ・ジュニパー≫
夜はゆっくり過ごす
芳香浴だけではありません。入浴中にも精油を活用し、キャリアオイルとブレンドしマッサージしてもよいでしょう。
おすすめ精油
ゼラニウム2滴・ラベンダー3滴
浴槽にぬるめの湯を入れ、入浴する直前に2種類の精油を加えよく混ぜてから入浴する。
夜型になる現代社会ですが しかし、人間にとって睡眠は大切なものです。
できれば夕食を早めにとり、あまり高くない温度でゆっくり入浴する。
TVやパソコンの作業は早めに終わり照明を暗めにリラックス効果の高いエッセンシャルオイルを香らせる。
香りの成分は嗅覚を通じて脳まで届きより良い眠りを促してくれるでしょう。