体の歪みを矯正するならヨガが効果的！骨盤を調整し美しい体を作るヨガ

現代人の体は歪んでいるとよく言われます。特に働く女性の様子を見てみると、一日中パソコンに向かっていて、ついつい猫背になったり、足を組んで座ったり、ハイヒールで歩いたり、バッグをいつも同じ方の肩にかけていたり……。知らず知らずのうちに、体に負担をかけ、アンバランスな動作を行っていることが分かります。

 
ヨガのレッスンの中には、このような体に働きかけて歪みを調整し、正しいバランスを取り戻すことに重点を置いたものがあります。体の歪みを取ることで、歪んだ体を支えていた筋肉を本来の形に鍛え、無駄な脂肪を取って美しいプロポーションに整えたり、腰痛や肩こりを解消したり、圧迫されていた内臓や血管の負担を取って、より健康的な体を作ったりする効果が期待できます。数あるヨガレッスンの中でも、美容と健康への効果が特に高い、なかなかお得なレッスンだといえます。

 

体の歪みを取るポイントは骨盤

そのようなヨガレッスンのキーワードとして、「骨盤」を探してみてください。「体の歪み取りヨガ」という親切ですがダイレクトなレッスン名は、なかなか見つかりません（笑）。

骨盤は、腰として体を支える大切な骨です。女性の場合は、特有の臓器、子宮を守る働きもしています。「腰」は、漢字で体を表す「にくづき」に「要」と書くように、体の要です。この骨盤の歪みを取ることで、体全体の歪みを取ることができ、また、生理痛や冷え性など、女性特有の症状緩和にも繋がるのです。「骨盤調整（矯正）ヨガ」「骨盤デトックスヨガ」などのように、レッスン名に「骨盤」が付いていれば、体の歪み取りに特化したレッスンですし、それ以外のレッスン名でも、レッスン中に「骨盤」のキーワードを連発し、骨盤周りの動作を積極的に取り入れている先生は、体の歪み取りを意識したレッスンを行っているといえます。

 

左右対称の動作で骨盤を調整するヨガ

これらのレッスンを受ける際は、ぜひ「体の左右のバランス」を意識してみてください。レッスンでは、腰を中心に左右対称の動作を行っていきますが、それほど難しい動きではないはずなのに、動きやすい・動きにくい方向があると気付くのではないでしょうか。それが、体の歪みです。無理をして左右同じに動かそうとする必要はありません。骨盤を調整するヨガを続けることで、次第に左右差が無くなっていくのが分かります。歪みを意識する、つまり体と対話しながらレッスンを受けたり、簡単な動作は普段から自宅でも行ったりすることで、効果はより早く現れます。

 

ヨガを行うことで意識改革も

こうしたヨガレッスンを続け、体の歪みを意識するようになると、日常生活でも、骨盤や体全体のバランスを大切にしようと思うようになります。冒頭に挙げた、足を組んだり、バッグを肩にかけたりする動作は、できるだけ避けよう、あるいは左右均等に行おうと意識できますし、椅子に腰かける際も、単に「姿勢良く」ではなく、骨盤を立てて前後に均等に体重がかかるように座ろうと具体的にイメージできます。体の歪みを取るヨガは、美容と健康に効果が高いだけでなく、日常生活にも取り入れやすい、ぜひとも積極的に取り入れてほしいヨガなのです。