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虫除けに大活躍する精油たち。化学成分が苦手な方にはアロマがオススメ!



アロマテラピー
暑い、暑い夏がやってまいりました。
ついつい窓を閉め切り、エアコンの効いた室内の快適さに心を奪われがちですが、日が沈んだ夕暮れやお風呂上りに夜風にあたりながら様々な虫の音色を聴くという行動も夏の風物詩として次世代に残しておきたい記憶ですね。
しかし、気になるのは何でしょうか?
そうです!宿敵 【蚊】!
コレばっかりは何十年生きてきても好きになれません。


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市販の化学薬品がたっぷり入ったどんな虫も秒殺するぐらいの強い虫よけスプレーも販売されていますが、薄着の夏場に、それも直接肌に使うものには、自分のためにも家族のためにも納得した成分を含んだものを使いたいですね。

 

虫除け効果を持つ精油

精油には様々な効能がありますが、虫よけ効果も最近は多く注目されてきています。
そもそも、植物は自らの意志で場所を変え、移動することももちろん自分で歩くこともできません。一度根を張ったその場所でその環境に応じて耐え抜くしかないのです。ですから、植物自身が自分の生命と子孫を残していくためにも、害虫や病原菌などから身を守らなければならないのです。

植物は何のために精油を分泌しているのでしょうか?
植物は香りを出すことにより虫や鳥をおびき寄せ受粉を手助けしてもらったり、種子を遠くに運んでもらったりしています。また、虫の嫌がる匂いをだし、遠ざけたり、苦み成分をだし食べられてしまうのを防ぐために精油を分泌しています。

 

精油が持つ様々な作用

また、精油には様々な天然由来の薬理成分が含まれておりそれぞれ異なる働きをもち心身に作用します。

・駆虫(くちゅう)作用・・寄生虫や害虫を駆除する作用。
・抗ウイルス作用・・ウイルスの繁殖を抑制する作用。
・抗菌作用・・細菌の増殖を抑える作用。
・抗真菌(こうしんきん)作用・・真菌(カビによる水虫など)の繁殖を抑える作用。
・殺菌作用・・細菌を殺す作用。
・殺虫作用・・虫を殺す作用。
・防虫作用・・寄生虫や害虫を防ぐ作用。

虫が嫌がる天然の香りを使い、心にも身体にも優しい虫よけクラフトを作ってみるのも楽しいものです。

 

昔から虫除けに活用されてきた天然成分

そもそも、こういった天然成分は昔から使用されてきており、初期の蚊取り線香も花から採れた天然成分ピレトリンが利用されていたと言われています。

真っ白な花の除虫菊の胚珠部分には有効成分ピレスロイドが含まれ使用されてきました。今でも健康志向の観点から天然成分を使用した蚊取り線香も販売されているようですが、一般的に科学的に合成されたピレスロイドが使われているようです。

また、蚊取り線香はあおの立ち上る煙によって蚊を殺すように思われがちですが、実際は燃焼部分の手前で高温になり揮発するピレスロイドに殺虫効果があるそうです。

 
どうしても手軽に手に入る身近に使用しているアロマの成分では、殺虫まではいかなくても、虫を寄せ付けない効果は十分に発揮できるでしょう。
次は、虫除けに有効な精油を紹介していきます。

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この記事は当ブログのライター「小春」が書きました。

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