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2014年11月2日が試験日!アロマテラピー検定の概要と効果的な勉強法



アロマテラピー検定

 

「アロマテラピー検定」というものをご存知でしょうか。
この検定は公益社団法人日本アロマ環境協会が実施しており、アロマテラピーを正しく安全に楽しむために適切な知識を身につけることを目的としています。
試験といいながらも英語のように必死になって暗記するようなものではなく、楽しみながら勉強できる内容だと思います。テキストに書かれていることを実際に試しながら勉強してみてもいいでしょう。


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検定概要

アロマテラピー検定には2級と1級があります。いずれも毎年2回(5月・11月)に開催されます。
両方の級を受験しても、いきなり1級を受験してもかまいません。
受験料はいずれも6480円です。(2014年6月時点)
受験資格はなく、老若男女問わず受験できます。
試験形式は全問マークシート方式となります。

 
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/

 

 

どんな問題が出題されるのか?

これはどんな試験であれ気になる点ですよね。
大きく分けると、テキストを読んで学習して試験に臨むいわゆる学科試験、そしていくつかの精油のうち、協会側が指定した2種類の精油の香りが何の植物の精油なのかを当てる香りテストの2本形式となります。

 
配点は問題数が多い分、当然学科試験の方が高いです。

 

 

学科は楽しく覚えましょう!

まず学科試験についてですが、精油プロフィール(植物の科名、精油抽出法、どの部位から抽出されるか等)、歴史の問題、香りをキャッチする際の嗅覚や脳の知識、アロマに関連する法律問題などが出題されます。
私の受験経験上、最も多く出題されたのが精油プロフィールです。
2級の受験対象精油は10種類、1級は更に21種類が加わり計31種類となります。

 

 

精油プロフィールも出題されます

精油プロフィールはテキストに掲載されていますが、精油抽出法についてはほとんどが水蒸気蒸留法で、柑橘系は圧搾法ということだけ頭に入れておけば、あとは特殊な抽出法(溶剤抽出法を利用するジャスミン・アブソリュート、ローズ・アブソリュートなど)を利用するものだけ覚えればOKだと思います。

 
個人的なことですが、私は植物の科名を覚えるのに四苦八苦しました。
植物の名前は知っているが、科名と言われるとわからないものです。
これは紙に科名別に該当植物を書き出して整理しながら頭に叩き込んでいくのが良いと思います。
もちろんもともと植物にお詳しい方はそこまでしなくてもわかる、というのであれば問題ありません。
ちなみにスマートフォンをご利用であれば、「アロマ検定」というアプリ(iOSのみ)がありますので電車の中などで復習するのに利用してみてください。

 

 

厄介な香りテスト

先ほどアロマテラピー検定には香りテストというものがあると申し上げました。
ちなみに、精油プロフィールの受験対象精油は2級は10種類、1級は31種類といいましたが、香りテスト対象精油は少し異なります。
2級は同じ10種類ですが、1級は2級の対象精油に加え7種類で計17種類が対象となります。

 
対象精油についてはこちらをご覧ください。
http://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/#anc-02

 

 

香ってみて覚えるしかない!

さて、この香りテストですが、どうやって対策を立てればいいのでしょうか。

 
アロマ専門店では香りテスト対象の精油を集めた検定キットというものが売られています。
まずはこれを手に入れるのが先決でしょう。1つ1つ個別で買っていたらお金も高くつきますからね。
対象精油の中には今までかいだことのない香りも含まれていると思います。
ひとまず一通り香りをかいでみましょう。
少し香りに慣れたところで次のステップです。

 

 

香りを覚えるには?

精油の瓶には植物名が書かれていますが、そこは紙テープなどで貼付けて見えないようにしておきます。
香りテストの対象は2種類の精油なので適当に対象精油の中から2種類を選びます。
その2種類が何の香りなのかをかぎわける。香りテストの対策はできたとしてもこの程度です。

 
これを繰り返すうちにだいたいの香りはかぎわけることができると思います。
ただし、まる1日これを繰り返すと香りをかぎすぎて頭が痛くなることもあるので、こまめに休憩し外の空気を吸うなどして気分転換をしながら対策を進めてください。

 
学科試験対象の勉強を一通り終えて2週間ぐらい時間を余らすように学習計画を立てれば、残り2週間でみっちり香りテスト対策に打ち込みます。1級の場合は2週間より多めに余裕を持っておいたほうがいいと思います。

 
上記でご説明した内容は私がアロマテラピー検定1級に合格したときの対策が大半です。
もちろんそれよりこう勉強した方がよいのではないか?とお思いであればその方法で突っ走るのもアリです。
最終的にはご自分に合った学習方法が最良の方法になるのですから。
会社から強制的に受験させられるようなタイプの試験ではないので、比較的気楽な気持ちで学習・受験することができますし、アロマがお好きであればなおさら勉強ははかどると思いますので、ご興味があれば一度受験してみることをオススメします。

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