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油脂性肌さんもさっぱりバシャバシャ使えるノンキャリアオイルのアロマ化粧水レシピ



アロマテラピー

 

通常、アロマ化粧水は精製水、キャリアオイル、精油だけを材料とした作ります。
この方法で作った化粧水は精製水とキャリアオイルがメインの素材となるため、使う前は精製水とキャリアオイルが完全に分離した状態になっており、都度ボトルをよく振って使う必要があります。また、キャリアオイルを使っているため、特にオイリー肌の人にとってはベタつきが気になるかもしれません。
そこで今回はキャリアオイルを使わず、より肌質や季節に応じた材料の調整がしやすい化粧水の作り方をご紹介します。

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アロマ化粧水レシピ

今回作る化粧水の材料にはキャリアオイルの代わりに、グリセリン、無水エタノールというものを使います。
材料については後ほどご説明しますのでまずは作り方を見てみましょう。

 

材料

精製水またはミネラルウォーター100ml、精油3滴、無水エタノール5ml(小さじ1)、グリセリン2.5ml(小さじ1)

 

作り方

1.ビーカーに無水エタノールと精油を入れて混ぜ合わせます

 
2.グリセリンを入れてさらに混ぜ合わせます

 
3.保存容器に精製水またはミネラルウォーターを入れて2を入れて更に混ぜ合わせます。

 

 

材料についてご説明します

今回使用した新たな材料は無水エタノールとグリセリンです。

 

無水エタノール

無水エタノールとは文字通り水が一切入っていません。

 
消毒用エタノールというものがありますがそれとの違いはエタノールの含有量です。
消毒用エタノールの含有量が76.9~81.4%であるのに対し、無水エタノールの含有量は99.5%以上です。

 
無水エタノールは水が入っていないため、水拭きできないものに対して拭くことができます。
掃除アイテムとして使われることが多いですが、人間の肌も水拭きできるかというとどうでしょうか?要するに肌に水をかけてみるとどうなるかということです。

 
洗顔時、お風呂あがりは人間の肌は水に濡れた状態ですがどんな肌質であっても肌は水をはじいていることがわかると思います。
そのために無水エタノールは肌への浸透を助けるために化粧水でよく使われる物質です。
主成分がエタノールなのでキャリアオイルに比べると精油と溶け合うのは速いです。
ただし、エタノールは水と混じり合うことはありません。
エタノールと水の架け橋となるのがグリセリンなのです。
グリセリンはアルコールの一種で、エタノールにも水にも溶けやすい性質を持っています。
そのため、精製水と無水エタノール双方にグリセリンが混じってくれます。

 
いわば、精製水と無水エタノールの相性を良くするためのものです。結果、全体的に各物質がよくなじんだ化粧水に仕上がるわけです。

 

グリセリンは保湿材になります

グリセリンの特徴として保湿性が高いことが挙げられます。
グリセリンの量を増やせば増やすほど保湿効果は高くなります。肌質や季節に応じてグリセリンの量を調節してみましょう。

 
ただし、一つ注意しておきたいのは乾燥肌だからといってむやみやたらとグリセリンの量を増やさないことです。
グリセリンは水に溶けやすい性質なので、15~20%以上の高濃度になると今度は肌の水分を奪っていき、かえって乾燥肌になってしまいます。限度を超えない範囲で調整してみてください。
ちなみに、無水エタノールはドラッグストアで、グリセリンはアロマ専門店に行けば売っていますのでぜひお試しください。

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