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ヨガで体をリフレッシュ!便秘解消にも効果的な「気を練る」動きとは?



ヨガをしている女性2人
ヨガで気の流れが良くなったら、気を練ることで心身を充実させます。


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「気」と言いますと、まず思い浮かぶのは気功ではないかと思いますが、ヨガでも気のことを「プラーナ」と呼び、全てのものはこのプラーナで構成されていると考えます。ヨガの呼吸法や動作は気の流れを良くする為のものでもあります。東洋医学では人間の体には7万2千の気の通路があり、この流れが滞ると病気になるとされています。

 

「気を練る」とは?

ヨガのレッスンを行うと、体内の心身の古い気が排出されて、新鮮な気を取り込むことができ、かつ自身の細胞からも新しい気が生じます。良い気で体中が満たされたら、そこで気を練る動きを行います。「気を練る」とはどういう意味でしょうか?「練る」とは体を動かすことを表し、気を練るとは、気の通る道を開発したり、気を感じる感覚を強めたりすることを意味します。ではヨガのレッスンの途中に取り入れている気を練る動きをご紹介しましょう。

 

立ち姿勢で上半身の気を巡らせる動き

胸を中心に気を練ります。肩をよく動かしましょう。

1、 足は腰幅に開いて立ちます。両方の手先を肩に軽く乗せます。肘は真横に上げます。

2、 息を吸って吐きながら、かかとを床から持ち上げてつま先立ちになり、同時に手先は肩から離さずに肩を内回しにします。両肘は胸の前を通って肘は外側へ円を描くように行います。吸う時に肘は上へ、吐くときは下へ向かいます。呼吸を止めないで繰り返しましょう。

3、 この時、足は吸う呼吸でつま先立ちになり、吐く呼吸でかかとを床に戻しています。

特に上半身、胴体の気を練るのによい動きです。ヨガのアーサナ(ポーズ)を連続して行い、最後の仕上げとして行うと効果的です。

 

内臓に気を巡らせる動き

内臓に効果が行き渡るように気を練ります。

1、 仰向けになり、両方の手は真横、手のひらは床につけます。

2、 両膝を折り曲げて、両足裏を床から素直に30センチ程持ち上げます。膝は付け合せます。

3、 息を吸って、吐きながら両膝で横八の字を描くように動きます。腰はなるべく床から離れないように、でも自分が気持ちいいと感じるように動作をしましょう。この姿勢では、腸に刺激が入ります。便秘解消にもなります。

4、 次の段階として、両膝の位置をウエストの上辺りまで近づけて、同じように横八の字を描きます。この動作では胃や肝臓に刺激が入ります。

5、 最後は、両膝を胸の方までできるだけ近づけ、膝が脇の下につく気持ちで横八の字を描きます。横隔膜や鳩尾をほぐす動作です。

気を体内に巡らせるには、ヨガを行う時と同じように、呼吸と意識を利用して動きます。少しの刺激で体内の気は移動しますので、すぐに体に変化が表れます。小さな動きで大きく効果が出る、その面白さを体験してみてください。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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