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個性派アロマ「ブルームスパニッシュ」は見るも鮮やかな琥珀色



アロマテラピー検定
徐々に、アロマテラピーのことを知ってくると、いろんな色をしたアロマがあることに気が付きます。無色透明なアロマも多いのですが、鮮やかな黄色やオレンジ色、青いアロマもあります。


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特に、濃い琥珀色をしているブルームスパニッシュは、見るも鮮やかなアロマの一つです。

 

ブルームスパニッシュの原料となるレダマ

ブルームスパニッシュは、レダマと呼ばれる植物から採取されるアロマです。レダマは地中海地方に多く分布する低木で、別名をニオイエニシダとも言います。さらに、スパニッシュブルームと呼ばれており、精油の名前もここから来ています。5月頃に独特の香りの黄色い花をつけるのですが、この花の溶剤抽出法でアロマは採油されています。

ニオイエニシダという別名から、エニシダの近縁と思われがちですが、まったくの別物で、レダマ自体はマメ科の植物です。今は、フランスなどでも栽培されています。一般にブルームと呼ばれる植物は、スコッチ・ブルーム・フレンチ・ブルーム・スパニッシュ・ブルームと大別されるのですが、アロマテラピーに使われるのはスパニッシュブルームだけです。スコッチ・ブルームには強い毒性はあるので、アロマテラピーには使用しないことになっています。アメリカでも危険な薬草として使用が禁止されています。

 

ブルームスパニッシュの効果

そんなブルームスパニッシュですが、その香りはよくポマードのようだと形容されます。それゆえ好き嫌いもはっきりと分かれるアロマだったりします。甘さも非常に強く、花と草がまじりあったような強い香りが特徴です。気分を高揚させる働きがあり、沈んだ気持ちを盛り上げたい時に使うのが一般的です。高価なアロマでもあるため、部屋のフレグランスのアクセントとして使われたりします。

個性の強いアロマのため、上級者向けのアロマの一つです。血行をよくし、身体を温める働きがあるのですが、妊娠中や授乳中には使用を避けた方がよいです。また、肌の弱い人は控えめに使用するなど工夫が必要です。

 

ブルームスパニッシュと相性の良い精油

相性の良いアロマも多くはなく、ブレンドするならば、ゼラニウムやラベンダーといったハーブ系が向いています。ゼラニウムは、ローズにも似た香りで女性には嬉しいホルモンバランスを整えてくれる作用があります。更年期障害の症状を和らげてくれる働きもあるんですよ。ラベンダーは何にでも使える万能アロマですが、緊張を和らげたり、眠りを促したりする作用も強いアロマです。ブレンドすることで、ブルームスパニッシュのアロマの個性を消さずに和らげてくれる働きもあります。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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