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機械的に覚えるだけではダメ。作法で大切なのは相手を思いやる気持ち



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お作法って色々あって覚えられないですよね。
お抹茶が出て来たら、器を回して3回目で音たてて飲みほしてまた回して「結構なお手前で。」だったっけ?
そんな感じですよね。


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でもきっと、頭で覚えたお作法はすぐに相手に見透かされます。
逆にカッコ悪く見えちゃいます。
分からない時はとにかく相手の気持ちになれば自然と出来ます。

 

相手の気持ちを考えながら素直な気持ちで

器正座をするのは相手が和室に通してくれたという気持ちを考えれば。
器を回すのは、相手が普通のお湯のみではなくてお茶の器を一生懸命選んでくれた事が分かるから、どんな器を選んでくれたのかな?
という気持ちで、器のデザインを見ます。

そして思った事を素直に口にしていいのです。
「うわ、私にはもったいないくらいの素敵な器。ありがとうございます。」
みたいな感じで素直でいいのです。
最後に飲み終えて「結構なお手前で」なんて言わなくても
「久しぶりにお抹茶頂けて嬉しかったです。凄く美味しかったです。」
でいいんですよ。

 

作った人が喜んでくれるお魚の食べ方を

お魚の食べ方も同じです。
作ってくれた人が最後に食べ終わった食べカスを見て「汚い」って思わせるか「綺麗」って思わせるかはこちらの感謝の気持ちが現れると思います。
お魚に対してのありがとうって気持ちと、作ってくれた人への感謝で自然と綺麗に上品に食べられるはずです。
そして、最後に骨などをお皿の端っこに綺麗に集めて置きます。
大きな骨も簡単に3か所くらい折って小さくします。
それも端っこに寄せます。
最後に飾りの南天の葉なんかがあれば、そのカスの上に置いて少し隠します。
綺麗な食べ後に、作ってくれた人も嬉しい気持ちになると思います。

 

作法の前に、姿勢と言葉遣いを見直して

今からすぐにして欲しい事は姿勢を正す事。
これだけで女性らしさアップします。

それと言葉遣いです。
最近は「お」を付けない女性が本当に多いです。
綺麗な女優さんが綺麗なドレスを着ているのに、「私、肉が大好きなんですよ!」なんて言っている時ドン引きしませんか?
そういう所に気が付けない女性になってはダメです。
周りはそういう所に引いたり、違和感を感じたりしているものです。

綺麗な言葉遣いを心掛けているだけで、内面が磨かれて自然に姿勢が良くなったり、TPOに合ったファッションが出来たり、お作法がきちんと出来たりするものです。

無理やり身に付けたお作法は逆に浮いて見えます。
まずは内面を磨いて自然と身に付くお作法で素敵な女性に変身していって下さい。
気が付いた時にはみんなに憧れられる女性になっていると思いますよ。

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この記事は当ブログのライター「ロビン」が書きました。

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