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不思議なアロマ バレリアン。上級者向けのちょっぴり気難しいアロマオイル



アロマテラピー

 

アロマの中には、なかなかお目にかかれないものが存在したりもします。
そんな希少性の高いアロマのことを学べるのも、アロマテラピーを学ぶ楽しさの一つです。また、希少性が高いアロマというのは、やはり扱いも難しいので上級者向けではあります。
そんな上級者向けのアロマの一つにバレリアンのアロマがあります。

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バレリアンとは?

バレリアンとは、ヨーロッパからアジアを原産とする多年草です。
涼しくて湿度の高い肥沃な土地に多く存在しますが、日陰の場所でも良く育つ丈夫な植物です。
オミナエシ科の植物で、白い可愛い花が咲くんですよ。
主な産地は北朝鮮や中国、またクロアチアあたりが挙げられます。
珍しいのは、産地だけではなく根からアロマを採取するところでもあります。

 

 

生薬として、ヨーロッパ・アジアで親しまれてきました

もともと、この根には薬効があることはヨーロッパでは知られていました。
不眠解消や精神を高揚させるとして、ドイツやフランス、ベルギーあたりで医療用のハーブやサプリメントとして使われてきたんです。
この働きがあるのは、根や茎だけです。
漢方でも使用されていて、吉草根と言います。
月経トラブルとか内出血、背中の痛みなんかにも効くと生薬として利用されています。

さらに、古代ギリシャでは神様の睡眠薬とも呼ばれていました。
バレリアンという名前も、ラテン語で幸福を意味する言葉からきています。
すべてが治るものという名前で中世ローマでは呼ばれていたようです。

 

 

精油の色が変わる?

バレリアンのアロマは、ハーブ系に属しますがほんのりと甘い香りとウッディ―な香りがまじりあった印象を受ける人が多いです。
人によっては温かな印象を受ける人もいて、不思議なアロマですね。
なんと熟成するとともに、精油の色がオリーブ色から濃い茶色へと変わっていきます。
ただし、肌に使うには刺激が強すぎるアロマなので、使い方としては、フレグランスとか芳香浴で使うのがおすすめです。

 

 

心に深く作用するアロマオイルです

さらにバレリアンのアロマは、心の動揺とかヒステリーを鎮めてくれたりします。
古くから知られる不眠症改善の効果もあります。

ただし、個性の強いアロマなので、相性の良いアロマは多くありません。
比較的相性の良いアロマとして、ウッディ―系のアロマがあります。
サイプレスやシダーウッド、シベリアモミなどがブレンドに向いています。
サイプレスは、ホルモンバランスに働きかけてくれるので、更年期女性にもおすすめのアロマなんです。
樹木の香りとともに、スパイシーさもあるので、バレリアンとブレンドすると香りを引き締めてくれます。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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