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希少で高価な精油 ローズ・オットー。バラの花100個から取れる量はたったの1滴!



アロマテラピー

 

アロマテラピーで使われるアロマには、希少性の高いものも多いです。
使いやすいとは言えませんが、魅力的なアロマも多いので、ここぞと言う時に使いたいものです。
希少性が高いのは、採油率が高くないアロマであり、フローラル系のアロマに多く存在します。
特にその希少性が高いことで知られるアロマの一つが、ローズ・オットーです。

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ダマスクスローズから採取するアロマオイルです

ローズ・オットーは、ダマスクスローズを原料としています。
ダマスクスローズは、中央アジア原産の灌木なのですが、春から秋にかけて美しい花を咲かせます。
主な産地はトルコやブルガリア、モロッコといった特定の場所のみです。
最近ブルガリアのローズはブルガリアンローズとして知名度が上がってきました。
もっとも高品質なものとして、知られています。

 
精油自体は、ダマスクスローズの花から、水蒸気蒸留法で採取されるのですが、3000kgの花から採れる精油は、わずかに1kgほどです。
だいたい、バラの花約100個で精油1滴レベルです。
そんな希少なアロマは、うっとりするような甘い香りがします。
普通のローズのアロマと同様に、ストレスや緊張をやわらげてくれます。

 

 

女性に嬉しい作用がいっぱいです

月経前症候群とか月経不順、更年期障害といった女性特有の不調に効果を発揮してくれるアロマです。
また、肌への働きとして、アンチエイジング効果が優れていると医学的に発表されています。
皮膚炎やしっしんの治りにも効果があるので、アンチエイジングのためのスキンケアに利用するのがおススメです。

 
その効能は、中世ヨーロッパでも感覚的に知られていて、若返りの薬として人気がありました。
中世のイスラム神学者、イブン・シーナーは、ローズ・オットーの精油をとるときに出来るフローラルウォーターを治療に利用したとの記述もあります。
食欲を増進させる効果もあるというので、使いすぎは注意が必要です。

 

 

相性の良いアロマオイル

ブレンドに向いているアロマも多いのが、ローズ・オットーの特徴でもあります。
オレンジ・スイートやベルガモットといった柑橘系の中でも大人っぽい香りがブレンド向きだったりします。
また、カモミールやクラリセージ、ゼラニウムといったハーブ系もブレンドにおすすめです。

 
特に、カモミールは抗炎症作用があるので、毎日のスキンケアに使いやすいアロマです。
カモミールには、主に二種類のアロマがあり、どちらもスキンケアの効果は高いです。
どちらかといえば、クリーム作りに向いているカモミール・ジャーマンの方が、ローズ・オットーとのブレンドとはよりおすすめです。

 

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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