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魅惑のアロマは天然の媚薬?精油「クミン」の効果・効能と活用法



アロマテラピー検定
アロマテラピーを深く知っていくと、なじみ深いフローラル系や柑橘系のアロマとは、違う一癖もふた癖もあるようなアロマと出会うことがあります。もっとも多いのはハーブ系のアロマですが、意外と多いのがスパイス系のアロマです。


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精油になることでより個性の強い香りになるのがスパイス系アロマの特徴です。そんなスパイス系の中でも、クミンのアロマは、魅惑的な香りがすると評判のアロマだったりします。

 

カレーにも使用されるクミン

クミンは、エジプト原産の一年草です。春に白やピンクの小さな花を咲かせます。やがて種子となったものは精油の原料となります。今はエジプトだけでなく、インドや中国、トルコなどでも栽培されているスパイスです。

セリ科のクミンは、カレーでもおなじみのスパイスです。料理好きな人なら、オリジナルのカレースパイスを作るときにクミンを入れる人もいるかもしれません。天然の媚薬と呼ばれるほど、スパイシーでエキゾチックな香りは、胃の働きも促進してくれたり、消化を促進したりするものです。

 

クミンの効果・効能

しかも、クミンは古くから知られていて、旧約聖書の時代より薬草として珍重されていたことが分かっています。消化促進だけでなく、痛みを和らげる効果も高いので、アーユルヴェーダでもよく用いられる精油です。古代エジプトでも頭痛薬として用いられたと言われています。イギリスでも、リウマチや痛風の鎮痛剤として用いられたり、漢方でも胃薬として加工されています。

身体への働きだけでなく、落ち込んだ気分も高揚させ、自信をつけさせる作用があると言われています。男女問わず性欲を高める香りだと言われており、女性の月経不順にも効用があるそうです。中世ヨーロッパでは、戦地に赴く男性の心変わりを防ぐために持たせたりしたようです。

 

クミンを使う際の注意点

香りは強いクミンですが、揮発度が高いため香りを嗅ぐことができるのは一瞬だったりします。それゆえ、フレグランスにブレンドして、アクセントをつけたりすることが多いです。スパイス系のアロマに多いのですが、刺激が強いので肌の弱い人は使いすぎないようにするのがポイントです。それと、柑橘系ではないのですが、光毒性があるアロマなので、使用した後に紫外線にあたらないようにするべきです。

 

ブレンドの相性が良いアロマ

そして、相性の良いアロマとしては、同じスパイス系のコリンアンダーや、少しスパイシーな香りのするアンジェリカルートといったハーブ系がおすすめです。サンダルウッド等のオリエンタルなアロマとも相性が良いです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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