ネイルアートの仕上がりに差がつくジェルとブラシの正しいお手入れ法
ジェルネイルをするにあたって必ず使用するものといえば、やはり「ジェル」とそれを塗るための「ブラシ」でしょう。
この2つのアイテムはジェルアートをする際に必ず使用するものですので、当然傷みや劣化も他のアイテムより早くなってしまいます。
ただし日頃からこれらのアイテムをきちんとお手入れしていると、その寿命を長持ちさせることができます。せっかく購入したアイテムを長く使い続けるためにもぜひ、ジェルとブラシの正しいお手入れ法をマスターしておいてください。
特にブラシに関しては、きちんとお手入れをしておくことによってアートをより美しい仕上がりにすることができます。
ジェルのお手入れ法
まずは、ジェルのお手入れ法についてです。
コンテナタイプ
コンテナタイプのジェルの場合、使用した後はワイプやキッチンペーパーに消毒用エタノールを染み込ませ、容器の口に付着したジェルをしっかりと拭き取ります。
容器の口にはジェルやホコリが付着しておりますので、これをしっかりと除去しておくことによってジェルの劣化を防ぐことができます。
また容器のフタについたジェルに関しても、同様にしっかりと拭き取っておきます。
そしてこれらの作業が終わったら、フタを閉めて平らな場所において保管します。
ポリッシュタイプ
ポリッシュタイプのジェルを使用した場合、キッチンペーパー等にエタノールを染み込ませ、ボトルネックをしっかりと拭き取り保管します。
ブラシのお手入れ法
ブラシは、ジェルが付着したままで保管していると硬化して使えなくなってしまうことがあります。そこでブラシを使った後は、きちんとお手入れをしたうえで保管するようにしましょう。
まずは、ワイプやコットンに消毒用のエタノールを染み込ませます。
次にブラシについたジェルを拭き取って綺麗にしたうえで、筆先を整えます。
この「筆先を整える」という工程は非常に重要で、筆先がバラバラになっているまま保管すると、筆先が乱れてジェルを均一に塗ることができなくなってしまいます。
筆先を整えた後はキャップをして保管します。
お手入れの際の注意点
ジェルやブラシのお手入れをするにあたっては、いくつか注意すべき点があります。
まずは、ジェルの容器やブラシに付着したジェルを拭き取るにあたっては、ワイプやキッチンタオルなど毛羽立たない素材のものを使用するようにしましょう。コットン等を使用すると小さな繊維がブラシについて、次回使用する際にアートが汚くなってしまいます。
またジェルの容器やブラシのお手入れをする際は、必ず消毒用のエタノールを使用するようにしましょう。
同じくエタノールが使われている身近なものにマニキュア等の除光液がありますが、除光液にはキューティクルの保湿をするためのオイル等が配合されていることがあります。
そのため除光液等でブラシのお手入れをしてしまうと、ブラシにオイルが付着し、ジェルをはじいてしまうことがあるのです。
ジェルやブラシは正しいお手入れをするかしないかでその寿命に大きな差が出てきますので、ここでご紹介させていただいたお手入れをしっかりとして、大切なアイテムを長持ちさせてください。