マニキュアとジェルネイルの違いって何?今さら聞けない、ジェルのコト
最近は、ドラッグストアや大型量販店のネイルコーナー等でも、簡単にジェル用品を購入することができるようになりました。これまではマニキュアでアートしていたけれど、今ではジェルしか使っていない、という方も多いのではないでしょうか。
実際ネイルサロンでは現在、ポリッシュ類はほとんど使用されておらず、ジェルによるアートがメインとなっております。
ただセルフネイルをしていると、普段何気なく使用しているジェルに対して様々な疑問がわいてきますよね。そこで今回は、今さら聞きにくい、ジェルに関するイロイロな疑問について解明していきたいと思います。
ジェルって何でできているの?
水あめのような感覚で爪に塗り、自然と水平になってくれてライトをあてるとカチカチに固まってくれるジェル……。
とっても賢いアイテムですが、このジェルというのはそもそも何でできているのでしょうか。
実はジェルは、粘液状の合成樹脂からつくられています。粘液状の合成樹脂には流動性があるため、一度爪の上に乗せると自ら平らになろうとして、へこんでいる部分へと流れて行ってくれるのです。
また粘液上の合成樹脂の中には、光に反応して固まる性質を持つ成分が含まれています。そのためUVライトやLEDライトを照射すると、その成分がライトに反応して固まるというわけです。
要するにジェルを使ったアートをするということは、爪の上に合成樹脂をのせ、これに光をあてることによって化学反応を起こさせている、ということになるのです。なんだかこうして文章で見てみると、化学の実験のようで面白いですね。
ジェルの魅力とマニキュアにはないメリット
では、施術が簡単であること以外に、ジェルにはどのような魅力があるのでしょうか。
ジェルネイルには様々な魅力がありますが、その中でも特筆すべきはやはり「はがれにくく長持ちする」という点でしょう。
ジェルは一度硬化させると触れても傷がつくことがありません。
またマニキュアのようにはがれやすいということもないため、一度施術をすればそのアートを2週間から3週間程度は楽しむことができます。
またジェルはマニキュアとは違ってライトをあてない限り固まることはありません。
そのため複数のカラージェルをブレンドして自分だけのオリジナルカラーを作ったり、ゆっくりと時間をかけて丁寧にアートをしたりすることができるのです。
初心者にとって、時間を気にすることなくアートを楽しむことができるというのはとても大きなポイントですよね。
そしてこの他にもジェルには、美しい艶を楽しむことができることや専用の溶剤で簡単にオフすることができること、手軽に本格的なアートを楽しめることなど、様々なメリットがあります。