スペアミントのアロマ：マイルドな刺激と爽やかな香りで心に涼風を

 
アロマテラピーを知らなくても、有名なアロマもありますよね。特にハーブの名前として知っているものも多いです。

 
ハーブ系のアロマは、効能も多用だし、よく使われるハーブなので、初心者でも扱いやすいというメリットがあります。ハーブとしても有名なアロマの一つには、スペアミントのアロマがあったりします。

 

ポピュラーなハーブ スペアミント

スペアミントは、もともと地中海地方ときたアフリカ原産の植物です。90cmほどの高さにも成長することで知られています。先がとがった葉っぱを持つ多年草で、実は紫色の花をつけることで有名です。スペアというのは、槍を意味する言葉だったりします。

今は、アジアやアメリカ、インドといったさまざまなところで栽培されています。ミント系のハーブは基本的に生命力が強いことで知られているんですよ。ちなみに、全草の水蒸気蒸留法でアロマは採取されています。

ミントには沢山の種類がありますが、スペアミントは比較的その中でも原種に近いものと言われています。ヨーロッパではかなりポピュラーなハーブですね。古代ギリシャでは香料とか浴室のハーブとして親しまれたようです。現在でもお菓子やリキュールなどの香りづけに使われたりします。

 

爽やかなスペアミントの効果、効能は？

日本では、スペアミントより、ペパーミントの方が主流ですが、スペアミントの方がペパーミントより香りがマイルドで刺激が少ないので精神的な疲れには、より効果を発揮してくれます。抗炎症作用や消化器系の強壮作用があるので、口臭予防とかにも活用されています。よく歯磨き粉とかにも使われていますよね。

香りとしては、ミントとしての爽やかさとちょっとした甘さが特徴です。香りは中程度ですが、揮発度が高いので香りが持続しないのが難点です。芳香浴で気軽に楽しむのがおすすめの利用方法です。

 

ダイエット効果も？スペアミントと相性の良いアロマ

相性の良いアロマとしては、グレープフルーツのアロマが挙げられます。近年、そのダイエット効果が証明されており、爽やかな香りは気分転換にも向いています。スペアミントは消化を促してくれる効果があるので、グレープフルーツとブレンドすることで、よりダイエット効果を高めることができます。

同じハーブ系なら、バジル・スイートとかローズマリーとの相性も抜群です。スペアミント同様に、バジルスイートにも虫刺されのかゆみを抑制する効果があるので、両方のアロマをブレンドすることで、かゆみ止めの効能を高めることができます。どちらもすっきりとした香りなので、リフレッシュにも最適です。