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養動法:1日たった3分!体を揺らすだけで効果を発揮する健康法とは?



ドライヤー
 
体を円を描くように動かす、簡単な健康法をご紹介します。

椅子に座ったり、あぐらをかいたりしながら何かをしている最中は、体を動かさずに静止しているので、段々と肩や背中が凝って疲れてくることが多いのではないでしょうか。


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今回は、何かをしながらでも行える健康法「養動法」をご紹介します。簡単に説明すると座ったまま体を揺らすのですが、実際に行ってみるととても面白い効果を感じることができますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

養動法の行い方

1、 椅子に座ったり、あぐらをかいたり、安定した楽な状態で座わります。

2、 手は空いていれば印を結んだり、軽く親指、人指し指を付け合せてもよいでしょう。

3、 おへそを中心にして、「の」の字を描くように、右回りで体を回わします。体の中心を意識して、軸がぶれないようにするとやり易いです。呼吸は止めないで行いましょう。

ぐるぐる、ゆらゆらと体を揺らしていると、体全体(特に上半身)がゆるんでリラックスしてきます。緊張がほぐれて眠くなったりします。体は同じ姿勢を続けると固まってしまい、筋肉は硬くなり、背骨の血流が悪くなります。なるべくいつも体をゆすることは健康法になるのです。

 

養動法の効果

養動法の効果としては、

1、神経の興奮を鎮める。
2、内臓の働きを高めて、特に消化を促進する。
3、姿勢を正しくする。
4、運動不足を補う。

などがあり、心と体を平静に整えるのに最適なので、ヨガでポーズを行った後に取り入れたりもします。左回りに行うと、気分が悪くなるなど、好ましくない変化が起こることもあるので必ず右回りで円を描きましょう。人と話している時に養動法を行いながら会話をすると、相手に対する許容量が大きくなるのか、和やかな話し合いができると言う人もいます。

 

養動法で体内の気を練る

お腹を回す動作は、ヨガのレッスン中でも、内臓をケアするためによく行います。内臓のコリを解消し、位置が異常になっている臓器も元に戻るだけでなく、体内の気を練ることができます。

体内の気を練るとはどのような意味でしょうか? ヨガではよく「丹田を養う」という言い方をしますが、気が充実していると体は力強さや自然治癒力を発揮しやすくなるので、病気や不調を防ぐことができるのです。肉体的なことだけでなく、丹田が充実していると嫌な事や悪い気に遭遇しても、ダメージを受けることがないとされています。丹田はフィルターだと言う人もいます。その人に良い物は通し、悪い物は押し返して遠ざける、そしてその人が本心で望んでいる心身や人生を造ってくれるのです。

ふと、気が付いたらすぐにできる養動法。少し体を揺らしてみませんか。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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