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風邪対策に!喉をうるおすマッサージ法と気管支・肺を癒やす呼吸法



アロマテラピー
 
秋が近づくと乾燥が気になります。風邪予防に喉をケアしましょう。

秋らしい気候になってきますと、気温は低下し、空気は乾燥し、夏の疲れが残っていることも重なり風邪をひきやすくなります。


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特に、呼吸器(肺や気管支、喉)に負担がかかりやすいのですが、自分でこまめにできる喉へのケアを行うだけで、季節の変わり目を元気に乗り切ることができるでしょう。今回は、喉をうるおすマッサージ、喉の痛みを取り去るツボ、呼吸器系の働きを活性化させる呼吸法をご紹介します。

 

喉をうるおすマッサージ

1、 椅子に座り、顔を正面に向けます。肩の力を抜きます。

2、 ゆっくりと顔を右方向へねじります。無理せずに少しだけねじります。

3、 耳の下から鎖骨にかけて縦に筋が浮き出ます。その筋の外側(後ろ側)を指で押してほぐします。反対側の首筋も同じようにほぐします。唾液が多く出てくるように感じるでしょう。

 

喉の痛みに効果のあるツボ

1、 愈府(ゆふ):せきが出る時に押すツボ。気管支の不調に効果があります。鎖骨の下の胸骨と交わる辺りの窪んでいるところ。左右二つあります。せきは出始めると体力を奪いますので早めに手当てします。

2、 尺沢(しゃくたく):喉の痛み、特に乾燥し、炎症をおこしはじめたヒリヒリする痛みに即効性があります。腕の肘の内側にあるツボです。肘を折り、腕のしわの上から指で押すと硬いスジがあります。その筋の親指側、内側の窪み辺りがツボです。親指で強めに押しましょう。

なぜここに喉に効くツボがあるのかというと、親指から肺にかけて肺の経絡(気の通り路)が流れているからです。風邪で喉が痛い時だけでなく、ウイルスに抵抗力をつけるのにも使えるツボです。

 

肺、気管支を活性させる呼吸法:酸素吸収法(カバラバティイ)

1、 正座になり、かかとでおしりをしっかりと押します。背骨を天井に引っ張られるように伸ばし、肩の力を抜きます。

2、 鼻から息を吸い込み、お腹を急激につき出します。つき出したら、すぐにお腹の筋肉をゆるめ、今度はお腹を引っ込めながら、鼻から少しずつ息を吐いてゆきます。

3、 この呼吸を繰り返します。吸う時よりも吐くときに意識を持って丁寧に行います。

鼻、喉、気管支の通りを良くするだけでなく、老化を防ぎ、神経や分泌腺を浄化するので冷え性を改善するのにも適している呼吸法です。

 

秋が旬の食べ物は喉や肺を潤す

体を刺激するケア法もこれだけ色々ありますが、普段の食事でも、秋が旬の食べ物である梨、柿、無花果、栗、ぎんなん、などは肺に潤いを与えてくれます。喉に痛みが出たり、腫れてしまったら、大根を角切りにしたものをはちみつに漬けて半日ほど置いたものを飲むと、炎症、痛みが引きます。

加湿器を使うにはまだ早くとも、喉の痛みから風邪が重症化することは多いです。いがらっぽさを感じたら放置せずに潤してあげましょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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