アロマテラピー初心者さんでも使いやすいペパーミントのアロマ。芳香浴にもマッサージにも
女性のキモチを盛り上げてくれるフローラル系のアロマだったり、リフレッシュ効果の高い柑橘系のアロマも多いのですが、もっとも多いアロマといえば、やはりハーブ系アロマです。
ハーブのままでもお料理やガーデニングなどで活躍しているものが多く、日本でもかなりメジャーになってきました。
そんなハーブ系の中で、とてもよく知られているアロマの一つにペパーミントのアロマがあります。
生のハーブもアロマになる
ぺパーミントは、もともとヨーロッパ原産の多年草です。
同じミントの仲間であるスペアミントとウォーターミントの交雑種で、湿り気のある気候を好む傾向があります。
現在ではアメリカをはじめ、多くの国々で栽培されています。
アロマは葉の水蒸気蒸留法で採取されています。
ちなみに、アロマで利用されているミントは、主にこのペパーミントとスペアミントです。
ヨーロッパでは古代ギリシャや古代ローマの時代に親しまれており、ハーブティーとしてもとても人気です。
ヨーロッパのカフェでは、ミントティーを注文すると、生のハーブにそのままお湯を注いで提供してくれたりします。
ペパーミントを含む製品は多いです
ペパーミントは、現在メントールの香りでおなじみなので、いろんな製品に活用されています。
ガムや歯磨き粉。
消臭剤にも用いられています。
また、鼻づまりや花粉症にも効果があるほか、身体を温める効果もあるんです。
筋肉痛をほぐす力も強く、マッサージに活用されることが多いのですが、香りが非常に強いので、子どもへの使用は注意が必要なアロマです。
意識をクリアにするだけでなく怒りによる興奮を抑える作用も
精神的な働きとしては、怒りによる興奮を鎮めてくれたり、脳を刺激して意識をクリアにしてくれる作用があります。
しかし、メンソールの香りは揮発度が高く、精油が古くなると作用も失われてしまうので、なるべく早く使いきることが大事だったりします。
使い方としては、鎮痛のためのボディオイルがおすすめで、他のすっきりとした香りを持つアロマとの相性がいいことが知られています。
鎮静効果を高めたいならば、ラベンダーやローズマリーといったシャープなハーブ系のアロマとのブレンドがおススメです。
特にローズマリーは気持ちを引き締めてくれる効果も高いので、ペパーミントとともに目覚めのアロマとして活用する人も増えています。
この他にも、ニアウリやパインニードルといった樹木系のアロマとのブレンドも向いています。
こちらは疲労を癒やす効果が高いので、リラックス時に用いるのがおススメです。
特にパインニードルは気分の落ち込みにも働くアロマとして有名です。