生姜を使って心身を温める方法:アロマテラピーは精油だけじゃない!
アロマのエッセンシャルオイルの原料は植物だと言うことは誰もがご存じでしょう。実はハーブやスパイスなどの植物をそのまま使っても、アロマテラピーと同じような作用をからだに取り込めます。香りはアロマテラピーに劣るものの、植物を食べられるという点では勝っています。また手軽に手に入るところも魅力ですよね。
そこでぜひ使いたいのがしょうがです。しょうがを原料として作られたエッセンシャルオイルのジンジャーは、アロマ専門ショップでしか手に入りません。ところがそのままのしょうがはスーパーでも売られているのですぐに手に入ります。そんな便利なものなのでぜひ今日からフル活用しちゃいましょう!
しょうがのすぐれた効果と言えばからだを温めることです。冷えやすい女性の味方になる植物と言えるでしょう。ここではしょうがを使ってからだを温める方法をまとめました。
しょうが湯でからだの中からポカポカに
手軽にしょうがをからだに取り込む方法と言えばしょうが湯です。1かけ分のすりおろししょうがの入ったカップに熱湯をそそぐだけで作れます。好みで三温糖や黒砂糖を入れてもいいでしょう。飲むとからだの中からポカポカしてきますよ。
しょうがの温め効果を最大限に引き出せるのがしょうが紅茶です。紅茶はからだを温める飲み物なので、しょうがを加えれば温め効果を最大限に引き出せますよ。もっとも手軽に摂れる方法なので1日3杯を目安に飲みましょう。
芯から温まるしょうが風呂
しょうが1かけをすりおろし、おろしカスごと目の粗い布やガーゼにくるんで口をしばり、浴槽へ入れましょう。しょうがの成分がお湯に溶け出し、入浴することでからだを芯から温めます。さらに天然塩を加えればより温め効果を高められますよ。
末梢の冷えにぴったり!しょうがオイルマッサージ
アロマのキャリアオイルにすりおろしたしょうがの汁を数滴ブレンドすれば、マッサージオイルとして使えます。量は適当で構いません。これを使い特に冷えやすい足先や足裏のマッサージをすると、血流やリンパの流れをうながせます。しもやけ対策にもおすすめですよ。またマッサージした後にもポカポカ感が残ってキモチいいところも魅力でしょう。
副作用がないところが最大の魅力
そのままのしょうがを使えば使用量に制限がなく、副作用の心配がないところが魅力でしょう。そこがアロマにはないメリットだと言えます。もちろんしょうが湯以外の料理に使っても温め効果を得ることができますよ。毎日のみそ汁にいれたり……といろいろな薬味に使えばしょうがをフル活用できます。